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鮎 武田 英敏

三重県 大内山川の鮎釣り

5月13日に早期解禁した三重県 大内山川。出だしは好調で安定釣果。

その後、渇水続きで日に日に釣り辛い状況が続いていたが、6月中旬の大雨でリセット。引き水と同時に状況はさらに上向き。下流域の阿曽地区では天然アユ主体に掛かり出した。妻と2人で11時、オトベに入川。大会のため、かなりの釣り人だったが12時には終了とのこと。駐車場がある左岸上流の分流が空いていたので、私はそこからスタート。妻は下流瀬のヒラキで。大会に参加者された方から状況を聞くと、早朝は掛かったみたいだが、10時ごろから掛かりが悪くなったらしい。

竿はレクシード VORTIS QUATTRO EDITION 90、水中糸は渇水のためエクセラ鮎 水中糸 フロロカーボン 0.15号、ハリはエクセラ鮎 完成イカリ TYPE-2 4本 6号をチョイスした。

私のポイントは水深も浅く、鏡状態のためサイトフィッシング。着きアユで追っているものは見えないが、いたるところで走り回っている。ニアミスだがすぐに18cmのオトリサイズが絡んでくれた。それをオトリにして石に沿って泳ぐ最高のスタイル。案の定、すぐに同型がヒット。その後上飛ばしで入れ掛かりに。

1時間ちょっとで13匹。そして昼食に。妻はすぐにバラシたみたいだが、その後は掛からないとのことで休憩せずに続行。

私は13時半に釣り再開。妻に状況を聞いたら、2匹釣っただけでまったくダメとのこと。私は同じポイントでスタートすることに。そろそろギラギラしてくるのかと期待するも、あまり状況が良くない感じだ。ポツポツ程度に掛かるが入れ掛かりはない。

本筋の私の後ろに入った妻は、2匹追加しただけ。良いオトリでも掛からないと悩んでいる。すこし気持ちを落ち着かせるとのことで休憩。アユはたくさん見えるが、追っているようなアユは1匹もいない。他の釣り人もそんなに竿が曲がっている様子はない。ハリの種類、サイズ、ハリハリスの長さなどをいろいろ変えてみるが、明確な答えが出ない。でも、ポツポツだが17~20cmまでの綺麗な天然アユがヒットしてくるから飽きはしない。

16時半に妻も休憩を終え、私の上流に入る。竿を9mから8.5mに変更し、水中糸も複合ラインからフロロラインへ。なんとすぐに20cmの良型が背掛かりでヒット。



それから8連荘。夕方の時合いか、アユがいたるところでハミ出している。オトリが弱っていると絡まないが、元気なオトリなら一発で触れ掛かりになる。循環の釣りの面白さでもあるが、難しさでもある。

サイトフィッシングで釣っている限りでは、追って掛かってくるアユは1匹もいない。ハリのこまめな交換や、サカバリの綺麗な打ち方など、基本に戻れといわんばかりの釣況。私は35匹で終了。妻は「もう少し」と釣り続けて最終21匹で終了した。天然アユが多く、シーズン終盤まで楽しめそうだ。

[問い合わせ]
大内山川漁協 Tel. 0598-74-0666
つりエサ市場本店 Tel. 0598-74-1091

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。