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鮎 石 幸次

鮎マスターズ 北関東Ⅱ地区大会 参戦

6月25日(日) / 栃木県 那珂川 小川地区 / 小雨のち曇り / 減水

5時30分に受付開始。220人募集のところ、212人の大会参加者が集まりました。予選は7時スタート10時までの3時間で、A・B 2つのエリアに分かれての試合。小雨の降る中、ドライアーマー ショートレインジャケット VARS-10を着て臨みました。今回のジャケットは機能性が高く、フードをかぶって試合をしていたが、視界良好! 雨から体を守ってくれました。また、ベストの上から着用していましたが、貫通止水ファスナーがついており、仕掛けの取り出しもスムーズに行えて最高のパートナーとなりました。

スタート順は、受付の抽選で決定。228番で下流Bエリアとなり、ちょっと出遅れます。エリアは広いですが、先行で100人も入川すると川は大変なこと。

近年の那珂川の鮎は、初期は放流魚がメインですが、時折20cm超えの天然鮎がかかってくるため、ハリと仕掛けは大変悩みます。何とか竿を出せそうなトロ場に到着し、仕掛けをセッティング。レクシード VORTIS QUATTRO EDITION 85のロッドにエクセラ鮎 天上糸 ハイブリッドPE マーキング 0.6号をセット。この天上糸は、長さの調整をマーキングしているため、とても便利であり、雨で竿が濡れたときに絡んでも、簡単に外れるので使い勝手が良く多用しています。エクセラ鮎 ハイブリッドメタマックス ネオ 0.06号の仕掛けで、ハナカン回りはエクセラ鮎 ナチュラルハナカン パープル 6.5号にエクセラ鮎 鼻カン回り糸 エステル 0.8号。掛けバリにはエクセラ鮎 完成イカリ ブースター 7号 4本イカリをセットして鮎を送り出します。

開始15分で13cmの天然鮎をキャッチ。その後、16cm前後を3尾までは取り込みましたが、その後が続かない。それより、大勢の選手が入川したせいか、大量の青ノロや藻が流下。5分ごとにラインを掃除する始末。ハイブリットメタマックス ネオは、流下物が多少絡んでもコーティングで滑ってくれるため、張っていればキンクすることはないのですが、ハナカン回りに溜まったゴミ処理がとても面倒です。深いところでは、背が立たない岩盤のトロに入川したため、目印を3m上につけて泳がせます。

9時を過ぎたあたりから時間経過とともに鮎が跳ね始めました。そして終了30分前に群れ鮎と確信し、掛けバリにエクセラ鮎 完成イカリ ダイレクト 6.5号 4本イカリをセット。ナチュラルに泳がせ、9cm(対象外)と14cmを2尾キャッチ。

オトリ込み7尾で検量へ。予選検量結果が発表され、ブロック大会出場決定戦2回戦へ進出できるのはAブロック5尾、Bブロック7尾。Bブロックの私はギリギリで通過することができました。

雨も上がり、時折陽がさす天候へ。気温も上がってきました。2回戦は正午から2時間の試合。全エリアを使います。人数は少ないですが、予選で釣れていた場所には人が集中。

私は少し浅いトロ場に立ちこみ、釣りを開始しました。しかし、ゴミの流下が止まないことに加え、時々木の枝や草なども流れてくるように。「どうなっているのだ? 」 枝ではさすがメタマックスでも厳しく、エクセラ鮎 水中糸 フロロカーボン 0.2号に張替えます。すると、いきなり天然の18cm。その後30分で5尾を掛け、「上向きになった」と思った矢先、ピタリとアタリが止まる。追われているのに掛からない状況です。

20分後に「ドン」とした手ごたえ。根掛りと思って竿を立てた瞬間、川下へ魚が走る。「うそ~、試合中なのに~」、これはヤバイと思って、自分も下りながら竿の胴に乗せて我慢していたら、なんとか魚を止めることができました。しかし、この状況をどうする。上竿にし、近くに寄せようとしますが、何度も走りを繰り返されます。ようやく魚が見え、60cmを超えるニゴイを確認。仕掛けを切って試合に戻る方法も考えましたが、ここまで5分以上も格闘して、いまさらオトリをロストするのも悔しい。

ゆっくり魚とやり取りし、10分を過ぎたころにニゴイも疲れてきた様子となり、なんとかオトリを回収することに成功。10数分の格闘となり、大変な時間ロスと疲労で身体はクタクタでしたが、遠くで観戦していたギャラリーの方々から拍手をいただきました(通常、この場合はポイントを荒らしたり、竿を折る心配から仕掛けを切るのが正しいと思います…)。この大きさのニゴイを釣り上げたのは初めてでしたが、VORTIS QUATTRO EDITIONとエクセラ鮎 水中糸 フロロカーボン 0.2号に助けられました。

その後、残り40分で21cm3匹を含め、5尾を追加することに成功(ニゴイを退治したおかげ?)。そして試合終了の時間となる。オトリ込みの12尾。

結果発表で3位となり、東日本ブロックに出場できる資格をいただきました。今回はゴミにニゴイにと散々な目に遭いましたが、VARIVAS エクセラシリーズの仕掛け、竿に助けられた大会となりました。

[使用タックル]
ロッド:  レクシード VORTIS QUATTRO EDITION 85
天上糸:  エクセラ鮎 天上糸 ハイブリッドPE マーキング 0.6号
水中糸:  エクセラ鮎 ハイブリッドメタマックス ネオ 0.06号
      エクセラ鮎 水中糸 フロロカーボン 0.2号
ツケ糸:  エクセラ鮎 ツケ糸 フロロカーボン 0.3号 / 0.4号
ハナカン: エクセラ鮎 ナチュラルハナカン パープル 6.5号
ハナカン回り糸:エクセラ鮎 鼻カン回り糸 エステル 0.8号
      エクセラ鮎 鼻カン編付け糸 プレミアムPE 0.3号
サカサハリ:エクセラ鮎 完成ウェーブサカサ フック式(ガイドスリットフック)
掛けハリ: エクセラ鮎 完成イカリ ブースター 7号 4本イカリ
      エクセラ鮎 完成イカリ ダイレクト 6.5号 4本イカリ

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。