静岡県内の小さな港に釣行してきました。
この日、当初はアジングをする予定でしたが、数日前の雨の影響で流れてくる草や枝などが多くやりづらい状況でした。そこでライトロックゲームに切り替え遊んでみることにしました。

タックルはバス用スピニングロッドMLにスピニングリール2000番をセット。メインラインはアバニ エギングPE マックスパワーの0.6号で、リーダーはアバニ エギングショックリーダー VSPフロロ 12lb.をチョイスしました。

堤防の付け根に入っているテトラポットの周辺～切れ目にかけて、足場の良い堤防の上から狙っていきます。他に堤防のヘチ沿いや、ケーソンの切れ目なども見逃せないポイントとなります。

潮の流れがあったため、最初は1/4オンスシンカーのテキサスリグで攻めていきます。ワームは実績のバグアンツ2インチをセット。数回バイトがありましたがフッキングしません。流れが少し弱まったタイミングでシンカーを1/8オンスにチェンジし、少しスローに誘ってみると「ゴゴゴンッ！」と明確なバイト。障害物から魚を引き剥がすイメージでスウィープにあわせると、ばっちりフッキングが決まりました。小気味良いファイトの末、20センチクラスのカサゴが上がってきました。

このパターンで数匹を釣り上げ、少しバイトが遠のいてきたところで、今度はワームをボリュームのあるロッククロー2インチにチェンジ。同じシンカーを使用してもワームにボリュームを持たせることにより、スローかつハイアピールに誘うことができるので状況次第では非常に有効なセレクトになります。

PEラインの感度を活かし、しっかりとボトムを感じながら、水中の障害物を乗り越えた所で少しポーズを入れると「グーッ」と引き込むバイト！すかさずフッキングすると、かなりの手応えがあります。VSPフロロリーダーの耐摩耗性を活かし、根に潜られない様にやや強引に引き寄せると28センチの良型のカサゴでした。

その後、再び流れが出てきた所でワームをバグアンツに戻し、小～中型を連発した所でこの日のゲームを終わりにしました。

アバニ エギングPE マックスパワーは非常に視認性が良く、デイ・ナイト問わずラインの軌道が把握し易く、水切れの良さと相まって思い通りのコースを通すことが容易です。そのため、エギングだけではなく、今回の様なライトロックゲームや、チヌのルアーゲームにもオススメです。

ハイシーズンを迎え、釣り場がアングラーで賑わう中でも状況に応じたラインやワームのセレクトで良い釣りができると思いますので、皆さんも試してみて下さい。

［タックルデータ］
ロッド　：ロードランナーストラクチャー ST630MLS-ULFt
リール　：ステラC2000S＋ファンネル 47.5ミリ
ライン　：アバニ エギングPE マックスパワー 0.6号
リーダー：アバニ エギング プレミアムショックリーダー［VSPフロロカーボン］ 12lb
ワーム　：バグアンツ ロッククロー