1996年の発売以来、長年に及びナイロンショックリーダーの定番商品として、不動の人気を誇る『バリバス　ショックリーダー[ナイロン]』。
商品パッケージに記載されている『SHOCK LEADER(ショックリーター)』という表記は、当該アイテムに釣糸製品の歴史上、はじめて明記された。つまり、現在では当たり前に浸透している『ショックリーダー』という言葉は、『バリバス ショックリーダー[ナイロン]』から始まったともいえる。
当該アイテム発売以前はショックリーダーという言葉ではなく、ハリスと表現。巨匠 丸橋栄三さんのアドバイスで、ショックリーダーという単語をパッケージに記載したというエピソードもある。
『バリバス　ショックリーダー[ナイロン]』は、最もスタンダードなナイロン製リーダーであり、かつ最も使いやすいリーダーともいえる。アイテムの普及とともに『ショックリーダー』という言葉をも普及させた意味は大きい。

モノフィラメントラインの中で、フロロカーボンやエステルと比較すると、「しなやかさ」が特徴的なナイロン素材。
そんなナイロンラインの中でも、『バリバス　ショックリーダー[ナイロン]』はルアーやジグの動きを邪魔しない「しなやかさ」である。3号(12Lb)～60号(200Ｌb)まで、全18タイプの太さ(強さ)がそろえられているため、当該アイテムのターゲットは多岐に渡る。だからこそ、どんなタイプのルアーを使用しても、ルアー本来のアクションを極限まで発揮できるように、しなやかさ、には細心の注意を払って生産している。
しなやかだけど根ズレにも強い。そんな「使いやすさ」と「耐久性」が融合されているからこそ、発売以来長年に渡り、アングラーに信頼され続けている。
ちなみにラインカラーは、カモフラージュ効果が最も高いミストグレーを採用。

『バリバス　ショックリーダー[ナイロン]』は、超ロングセラー商品として、長年多くのアングラーたちに愛されてきた。
支持されてきた理由にはラインの使いやすさ以外にも、『号数別スプールバンド』の採用がある。号数ごとに変えられているスプールバンドのカラーは、「イエロー」「ピンク」「グリーン」と鮮やかな色が多い。バッカンやタックルボックスに収納された状態のまま、ラインパッケージを確認することなく、号数が一目で分かる便利さに加えて、鮮やかなカラーでボックス内を彩ってくれる。また、ライン使用後には、アイデア次第で様々な使い方ができる。
そんな『号数別スプールバンド』は、機能性&デザイン性の両面から、アングラーに高く評価されている。