
「今日はいい釣りができた」と満足したへら鮒師の笑顔が見たくて。
新しい[BASIC]はスタートします。
配合はよりシンプルに分かりやすく、
手早く簡単に作れて「経時変化が少ないエサ」であること。
妥協を許さず、時に柔軟に、真摯な姿勢で「釣れるエサ」を探求し続けること。


基本エサを作る分量は、120ccカップで4杯が基本。これがBASICエサの最良の使い切り量です。
エサを作る量が多すぎると混ぜ合わせるのが大変で、均一に吸水させることが難しくムラが出たりします。また、使い切るまでに経時変化を起こしやすくなり、手直しの回数も増え、捨てる量も多くなってしまいます。




BASICエサの良さを最大限に活かすためには、練らないことです。エサを作る時に練りを加えて麩の粒子を潰してしまうと、経時変化が始まるのが早くなり、状況に合わせたエサの手直しが必要な場面でも修正作業が難しくなってしまうのです。
基エサを作る時は練りが加わらないようにしましょう。
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ベースとなるエサに水を加え、全体に水が廻る程度にかき混ぜます。その後、2分ほど放置して、しっかりと吸水させます。 -
充分に吸水させたエサにブレンドする粉材を入れます。 -
手を熊手状に広げて、麩の粒子を潰さないように軽くかき混ぜます。 -
軽くかき混ぜた後、生の麩が残っている状態で吸水させるのがコツです。 -
エサを押し付けて潰さないように気をつけて1箇所にまとめたら、このまま2分ほど置いて吸水させます。 -
吸水させた後、エサに少し空気を含ませるような感じで、下から起こすように軽くかき混ぜれば基エサの完成です。


エサをハリに付ける際の最大の注意点は、ハリに付ける前の段階ではエサの形を整える程度にとどめておくこと。また、ハリは必ずエサの上部からしっかりとエサの中心に埋め込むことです。
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エサボールからエサを適量取り、軽く形だけ整えます。 -
軽く形を整えたエサの中心に上からハリを埋め込みます。 -
エサの中心にハリがきちんと入っているか確認します。 -
エサに埋め込んだハリのチモト部分をしっかりと押さえます。 -
持たせたい時は丸く、開かせたい時は角を付けるようにエサ付けします。


BASICへらエサの最大の特徴は、水中に入ったエサが膨らむこと。この膨らんだ部分が、へら鮒が周りにいる時の水の動きで拡散されてへら鮒の就餌意欲を高め、ハリに残っているエサがへら鮒の食いやすい大きさとなるため、ウキに明確な力強いアタリが現れます。




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通常よりも少し大きめのエサをウキに変化が現れるまでテンポ良く打ち返していきます。 -
①でウキに変化が現れたら通常の大きさにして様子を見ます。 -
エサもタナも決まり、釣り込んでいく時の大きさです。何枚か連続で釣った後、ウキに違う動きが出てきた時などは、へら鮒の寄りが薄くなったサインです。エサの大きさを打ち始めの大きさにして様子を見ましょう。


エサにネバリが出てしまった時、手水をどのくらい打ったら良いのか、入れる粉材の量はどのくらいが適量なのか判断に迷ったら、次の考え方を参考にしてみてください。


以上が、BASICエサの基本的な考え方です。
これらを参考にエサ作りをするだけで、簡単にBASICエサの利点を発揮できます。
是非トライしてみてください。
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