「桧原湖のわかさぎが今年も解禁しますよ、営業マン1号。」
「そんなことはわかってるぞ。今年は特別な年であることはわかってるよな?営業マン2号よ。」
「当たり前じゃないですか。3月の東日本大震災によっていろいろなところが多大なる影響を受けています。もちろんここ桧原湖を抱える福島県も例外ではありません。1号。」
「そうだよな。我々で出来ることはどんなことでもやるんだよ。今までも桧原湖にはさんざんお世話になっているから、こんな時にこそ恩返しの意味でもわかさぎの解禁日には釣りをしなければならんのだ!」
「その通りですね。我々の仕事の景気づけのためにもやりましょう!」
「うむ、というわけで今回はおふざけなしだよ。2号よ。」
「え?今まではふざけてやってたんですか?」
「バカモノ、それを決めるのは君ではないのだ。」
ということで、今年も無事にわかさぎ業界をリードしている福島県は桧原湖のわかさぎが解禁の運びとなりました。私たちモーリスの東北担当者2名(自称営業マン1号・2号)は今年のわかさぎを占うためにも11月1日の解禁日に桧原湖にやってきました。
念のために言っておきますが、我々は常にすこぶる真面目に取り組んでおります。決してふざけておりませんので、あしからず・・・。
さて、今年もいつもお世話になっている、「こたかもり荘」さんの屋形船で釣りをすることに決定。今年の新製品の仕掛けを中心に釣りを展開しました。
まずは「VARIVAS ワカサギ仕掛 プロセレクション 山中湖 六本鈎」の新秋田狐1.5号をセレクト。この仕掛けは全長72cmで標準的な長さ。特徴的なのは、ハリス設定が3cmのなかにあって、一番下のハリスだけが8cmという設定になっていることです。これで底べったりの神経質なわかさぎに対して違和感を出来るだけ少なくして狙っちゃおうというわけですね。
それに対応するラインセレクトとして、「VARIVAS わかさぎPE 感度得[マーキング]」の0.2号、「VARIVAS わかさぎ専用四面オモリ」のM(2g)の組み合わせで釣り開始~。
この日の水中の状況を魚探で見ると、(わかさぎ釣りで魚探を使うというとビックリする人がいますが、桧原湖見たいにある程度の水深のあるフィールドでは必要なのです)・・・いますいます、常に底べったりにわかさぎの反応が・・・。
「山中湖 六本鈎」仕掛けにもってこいの状況ではあ~りませんか。早速仕掛けを投入~。・・・やっぱり仕掛けの投入だけではわかさぎは釣れません。
「1号よ、誘いを忘れたんではないでしょうね?いかによくできた仕掛けでもしっかりと誘ってあげなければわかさぎは応えてはくれませんよ。」
「わかってますよ、今やりますよ。」
一定のリズムで誘いをかけて、竿先にちょっとでも変化が出たら即アワセ。するとなんということでしょう。例の一番下の8cmハリスにちゃ~んとわかさぎちゃんが付いているじゃありませんか。6~7cmのかなりカワイイサイズのわかさぎです。
「底で群れているこのサイズのわかさぎはとっても臆病です。通常設定のハリスだとエサの動きがしっかり出過ぎてしまってなかなか喰いつかないケースがあります。」
「なるほど。違う地域に向けて設計した仕掛けでも状況と使い方次第では有効なんだね。」
今回はマジメです。もう一回言います。今回はマジメです。
時間が経つと魚探には回遊してくるわかさぎの群れが映し出されます。ここでおもむろに仕掛けをチェンジ。次は「VARIVAS ワカサギ仕掛 三段誘い 新素材六本鈎」をチョイス。基本的に通り過ぎるわかさぎの群れに少しでもアピールするために、ハリスの長さを三段階に設定しております。ここで限りある「フィーバータイム」を出来るだけロスなく使います。
まあ、面倒でもその状況に応じたこまめな仕掛けのチェンジが最終的な釣果へとつながるのです。
という感じで、一人あたり20~30匹を釣った段階で納竿。これ以上やってはただの釣り人になるので、今年もものすごくキレイな(釣れたばかりのワカサギはマジ美しいのだ!)桧原湖のわかさぎを確認して今回は終了です。
わかさぎフリークのみなさん!また、これからわかさぎを始めたいと思っているみなさん!一度桧原湖へいらっしゃい!寒い季節が待ち遠しくなるから!!
【今回お世話になったところ】
・こたかもり荘
〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村桧原曽原山1096
TEL: 0241-32-2334
www.kotakamori.com/wakasagi.htm
●今回使用したタックル
VARIVAS わかさぎPE 感度得[マーキング]
VARIVAS ワカサギ仕掛 プロセレクション山中湖 六本鈎
VARIVAS ワカサギ仕掛 三段誘い 新素材六本鈎
VARIVAS わかさぎ専用 四面オモリ