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船 南村 健治

カワハギを釣ろっ!!!・・・・お悩みさん脱出か???

今シーズンのカワハギ釣り。
昨年の10月24日、和歌山県加太で4匹。
11月15日、同じく加太沖で4匹。
そして、11月22日懲りずに加太沖で1匹。
12月9日、和歌山県日ノ岬沖で気分一新を図るも6匹。
なにくそと、年が明けて1月10日、日ノ岬沖で6匹。
1月23日、和歌山県串本沖で2匹。
ふう~~~
どうしたら釣れるのか~~~
悩むことしきり~~~
いつしか仲間内に蔓延している「お悩みさん」の仲間入り。

こんなことではあきません。「お悩みさん」から脱出するには、、、、、、、、
とにかく釣りに出かけること。と云うことで1月30日、和歌山県由良糸谷の尾張屋から船を出して、日ノ岬沖へ。しかし、あいにくの強風&高波。港を出てみたものの引き返した方がよさそうな荒れ模様。と、手前の由良沖、秋の初めに流すポイントで船がスローダウン。船長が「ちょっとやってみましょ、ダメなら帰りまっしょ」。

1匹目が来たのが流し始めてというか、船が波に揉まれ始めて15分経ったころ。24~25センチくらいのカワハギ。

カワハギ釣りはその昔にやって以来という山本さんにも同じサイズのカワハギ。

船内でもポツポツ釣れ出して、船長も覚悟?を決めたようで荒波のなか何度も潮上り。隣のあめちゃんは宙でのアタリと底でのアタリの違いを確かめるとかで、でも、この揺れのなかでそんな微妙な判断ができたのかどうか。釣果は13匹。

ボクは釣れない悩み「お悩みさん」脱出を賭けて原点帰り。軽く叩いて弛ませて、コツコツと明確なアタリが出たり、チッ、トンッなどと小さなアタリも拾って、サイズは23~26センチ主体に15匹で竿頭。

それまでの苦脳を思うと格段の違い。でも、ちょっと課題は残っていて、それは次回に、、、、、、、

、、、、、、、、ということで、2月4日、またもやというか、前回の感触を忘れないうちに尾張屋へ。

残っていた課題はコツン、チッ、トンッという手感度アタリではなく、カワハギがエサのアサリを吸い込んだときに竿先に出る微妙な変化を目感度で合わせる事。ボクはカワハギを熱心にやりだして1~2年。だから難しいですやん、そんなことが出来るのかどうか。

ラインは「アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE」の1号。仕掛けは胴突き3本バリ。ハリはカワハギバリの5号。オモリ30号。この日の日ノ岬沖は多少の波立ちがあるものの船長に言わせれば、凪。船が潮に乗って水温が18度くらい。潮の流れは大阪方面に流れる上り潮。風は北西。風の向きと潮の流れが逆なので余計に波立ちが起こる。

水深が40m。左舷トモでスタンディング。オモリを底に付けて軽く叩いて弛ませる。ビビビッとしたアタリでトラギス。次もトラギス。今日はこれに悩まされそう。次の流しで仕掛けを弛ませた途端ゴツンと重いアタリが出て、ようやく1匹目。両ミヨシでは松村さんと八尾さんがすでに2~3匹取り込んでいる。お二人は例の「吸い込みアタリ」の取り方に長けておられて、この日は松村さん25匹。

八尾さんは30センチを入れて28匹の竿頭。

南村は途中でアタリ(コツン、チッ、トンの手感度アタリですが)が出なくなって、仕掛けを這わせて、これが大失敗。エサ獲りにやられて、やられて。元の弛ませに戻してようやく15匹くらい。まあ、自分としては前回を上回ることが目標なわけで、出来れば20匹なんてことも思ったりしたのですが、この日も良型揃い23~27センチ主体に18匹で竿終い。



課題の「吸い込みアタリ」は目感度、竿先が浮くような震えるような感じを3~4回アワセられたくらい。まあ、課題は残したままですが、この調子が持続出来れば「お悩みさん」脱出も近いのでは、と思ったりしているのであります。

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