5月24日に行われたクラブのキス釣り大会。参加者24名が4隻の船に分かれて、淡路島丸山の港を出たのが、午前6時。ポイントまで15分くらい。水深は20m。船長の判断で浅場に寄って来たキスを狙う。

オモリ20号。市販のキス仕掛け、ハリスは1号の3本バリ。エサは石ゴカイ。ラインはPE「アバニ ジギング10×10 マックスパワー」の0.6号。ロッドはこのところカワハギ専用竿「シーステージ LTカワハギ 180-82」。胴突きリールを使って船下を狙う。細いラインと鋭敏なカワハギ竿。キスのブルブルっとしたアタリを瞬間キャッチ。
事前の情報では置き竿の方がよく釣れるとかで、隣の竹内さんに早速ダブル。

ボクはもちろん手持ちでの誘い。竿先を軽く叩いてオモリで底を小突く。テンビンが動いて、仕掛けが踊る感じ。胴に張りのあるカワハギ竿なので一連の動きがスムースに伝わるはず。ただ、竿の動かし方の強弱によってはキスが近寄ってこない可能性もある。一流し、二流し。置き竿の竹内さんがポツポツながら良型のキスを上げている。こちらは手探り状態。三流し頃から、竿先での誘いを強くしてみると、直ぐにブルブルッとアタリ。特に誘いを止めて3～4秒後にアタリがでる。これで要領がつかめて次々と喰わせることができた。

で、喰っているのは一番手前のハリが圧倒的に多い。動きの良いエサに魅かれてキスが喰いついていることがよくわかる。流しの途中で深場も攻めて、喰いが遠のいたことがあったけれど、誘いのリズムに変化を付けながら喰わせて、終わってみれば47匹、1.9キロで優勝となった。が、しかし、、、、、、、発表のアナウンスがあったとき、皆の怪訝な顔と驚きの声。クラブのキス名人を押しのけてボクが優勝するとは誰も思っていなかったのだろう。してやったりである。