4月20日。和歌山県由良の尾張屋から船を出して、春カワハギ狙い。港を6時に出て、久しぶりに快晴。海も青々として山々の新緑もまぶしいくらい。

この日の最初のポイントは由良沖。「数日前に喰い気があったので流してみます」と松っちゃん船長。水深が25m。胴突き3本仕掛けでエサはアサリの剥き身。オモリが30号。中オモリは3号。船が2～3回潮上りをしたけれど、船中アタリなし。

と、いうことなら日ノ岬沖へ。水深が55m。わずかながら上り潮。ラインは「アバニ ジギング10×10 マックスパワー PE」の1号。オモリが底について、軽く叩いて、弛ませ。中オモリの重さを竿先に感じながら、ゆっくりと竿先を上下。そして、弛ませた状態で静止。竿先がコツッと弾かれて、軽く竿を持ち上げるとドンドンドンとカワハギの反応。1匹目は23～24センチ。

水温が19度。カワハギが活発に動いて、アタリがはっきりと出る。これが春カワハギのオモシロさ。背中合わせに座った八尾さん。かなりの引きで慎重にリーリング。船長がタモ入れをして、40センチ超えのホウボウ。

ボクにも強烈な引きで、水面に見えて来たのはなんだか茶色いくて、長い。「ウツボ～～」っと船長が声をあげて、構えていたタモを側へ。とんだ春の珍客。ホウボウなら嬉しいけれどウツボは手に負えない。

少しずつ移動を繰り替えしながら、ツンッとしたアタリを合わせると、ドンドンドン、ゴンゴンゴン。上がって来たのがデカカワハギ。何センチあるんかな、、、、、、いま喰いが立ってるし、、、、、そのまま桶に掘り込んで、、、、、、釣りを続行。

と、松っちゃん船長がメジャーをあてながら「30センチ、尺ですよ、尺」、、、、、、、うわうわうわ、、、、、、、慌てて記念の一枚。

やっと尺カワハギ。メッチャ嬉しいですやん。ということで、この日の釣果は23～30センチを18匹。八尾さん19匹。楽勝でツ抜け達成。春カワハギ本番間近でありました。