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トラウト 伊藤 雄大

【エリア】エリアトーナメントで優勝!
エリアドライブTS&バリバスラインの本領発揮!!

千葉県のトラウトポンドNOIKEで開催された、エリアトーナメントに参加してきました。
最近すっかり春めいてきましたが、当日は生憎の雨模様。冬に逆戻りしたような冷たい空気の中での試合となりました。

今回の試合は前日の営業終了後に放流が行われ、当日の追加放流は無いとのこと。私は予選後半組を選択し、地の魚のパターンを追っていくことにしました。

まずは審判をしながら、予選前半組の釣りを観察します。
開始直後は例年のNOIKEでの試合のように、多くの選手のロッドが一斉に曲がる状況をイメージしていましたが、予想に反して静かなスタート。どうやら冷たい雨が影響し、放流魚も活発には動いていない様子で、マイクロスプーンやクランクベイトでスローな釣りを展開する選手だけが魚をキャッチしていく展開となりました。

そのような状況の中、予選後半組の釣りがスタート。
私がセレクトしたタックルは、エリアドライブトーナメントスペック ARD-62T-DTSにマスターリミテッドスーパーエステル1.4lbの組み合わせ。感度の良さを活かし、活性の上がり切らないトラウトの反転しないバイトを捉える作戦です。ルアーはレンジコントロールのし易い、モカ2フックDR-SSをキャストし、魚が確実にバイトしてくるレンジを探っていきます。1メートル前後のレンジにヒットパターンを見つけ、そのレンジに様々な泳ぎのタイプのクランクベイトを通し、着実に魚をキャッチしていくことに成功、予選を通過することができました。

決勝は予選を通過した20名での25分×2ローテでの競技。20名での競技ということで、強力なパターンを見つけない限り、上位入賞は望めません。私は予選の後半で見つけたニョロ系クランクベイトのパターンで勝負に出ることにしました。ここまでの戦いでレンジはある程度把握できていたので、タックルをスパイクアロー62LとマスターリミテッドSVGナイロン3lbの組み合わせにチェンジ。予選で使用していたタックルと比較すると感度は劣るものの、タックルシステム全体のクッション性と強度を上げることで、バラシとラインブレイクのリスクを減らし、一気に数を稼ぐ作戦です。

ところが、決勝前半の最初の15分程度はバラシが連発・・・(汗)
この時間になり、やや魚が浮き出していたようで、魚とルアーのレンジがズレてしまいバラシの原因となっていました。リトリーブ中のロッドティップの角度を調整し、レンジを合わせていくと一気にフッキングし易い明確なバイトが連発。7本をキャッチし、前半をトップの匹数で折り返します。後半は前半で完璧に掴んだパターンが爆発!ここまでのプレッシャーでかなり難しい時間帯でしたが、ほぼノーミスで次々と魚をキャッチすることに成功。10本の釣果を重ね、合計17本で競技が終了しました。

集計の結果は優勝!!
2015シーズンのエリアトーナメントではここ数戦、2位、3位と悔しい順位が続いていましたが、遂に勝つことができました。これで年間ポイントランキングも首位に浮上。
5連覇目指してまた頑張ります。

[タックル1]
スパイクアロー62L
マスターリミテッドSVGナイロン 3lb.
14ステラC2000S+ZPIファンネル47.5㎜
グラスホッパーロデオチューン ニョロ系クランク

[タックル2]
エリアドライブ トーナメントスペック ARD-62T-DTS
マスターリミテッド スーパーエステル 1.4lb. + VSPフロロリーダー 3lb.(30cm)
12イグジスト1003 + ZPIファンネル 47.5mm
モカ2フックDR-SS ニョロ系クランク

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。