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トラウト 伊藤 雄大

【エリア】エリアトーナメント表彰台獲得
エリアドライブTSが活躍!

三重県のサンクチュアリで開催された、エリアトーナメントに参加してきました。
当日朝は冷え込みが厳しく、ポンドの周りにも薄く雪が積もる状況。ちらつく雪の中での試合となりました。

今回の試合は前日の営業終了後に放流が行われ、当日の追加放流はないとのことだったので、徐々に活性の下がっていく魚にいかにアジャストしていけるかどうかがキーとなる予感がしました。

予選は前半組を選択。まずは前日放流されたばかりのフレッシュな魚を狙っていきます。タックルはスパイクアロー62LにマスターリミテッドSVGナイロン3lbの組み合わせ。ノアB2.6g、ルーニー2.2gで活性の高い魚を狙い、ナイロンのクッション性を活かし、最小限のバラシで着実に数を重ねていきます。
ところが、予選の最終ローテあたりから、急にバイトが遠のき、難しい展開となってきました。そこで作戦をガラリと変え、居着きの魚を狙うことにしました。ここから活躍したのが、エリアドライブトーナメントスペック ARD-62T-DTSにマスターリミテッドスーパーエステル1.4lbの組み合わせ。繊細なティップのこのロッドに、伸びの少ないスーパーエステルの組み合わせは最近のマイブーム。タフなトラウトのショートバイトを明確に感じ取りつつ、弾く事無くフッキングに持ち込むことができます。このタックルでボトム用マイクロスプーンのTグラベル1.7gを正確にコントロールして攻めると、連発で追加に成功。予選をトップで通過することができました。

準々決勝、準決勝も予選終盤で掴んだボトムパターンで釣果を重ねていきます。サンクチュアリでは決勝戦の行われる時間帯に、魚のレンジが急激に表層付近にシフトすることが多いため、途中で表層のクランクのパターンも試してみましたが、ここでは不発。雪の影響か、なかなか魚が浮くタイミングが来ない中、試合が進んでいきました。何とか勝ち上がり、決勝戦へと駒を進めました。

決勝は勝ち上がってきた6名での競技。私はボトムパターンで勝負に出ることにしました。ところが、ここで遂に魚が浮くタイミングがきたようで、ボトムパターンは尻すぼみの展開になってしまいました。逆に表層を攻める選手は数を重ねているようです。中盤までボトムパターンの可能性を追ったものの、手詰まりとなってしまったため、私も表層のクランクパターンにチェンジ。モカDR-SSをロッドティップを上向きに構え、表層付近でスローに泳がせるとここからヒットが連発。しかし、前半の出遅れを取り返しきれないまま、終了の時間となってしまいました。

結果は3位。自分の判断の遅さに、悔いの残る試合展開となってしまいました。
次の試合ではこの反省をバネにまた頑張ろうと思います。

ロッド:スパイクアロー 62L
ライン:マスターリミテッドSVGナイロン 3lb
リール:14ステラC2000S+ZPIファンネル47.5㎜
ルアー:ノアB2.6g ルーニー2.2g

ロッド:エリアドライブ トーナメントスペック ARD-62T-DTS
ライン:マスターリミテッドスーパーエステル 1.4lb. + VSPフロロリーダー 3lb.(30cm)
リール:12イグジスト1003 + ZPIファンネル 47.5mm
ルアー:Tグラベル1.7g モカ2フックDR-SS

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。