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トラウト 伊藤 雄大

【エリア】エリアトーナメント優勝! キモはラインの使い分け

管理釣り場ドットコムエリアトーナメントに参加してきました。
今回の会場は、ビックロックフィッシングフィールド。一昨年、優勝している相性の良い釣り場なので楽しみにしていました。

三月下旬とは思えないほどの冷え込みの中で予選がスタートしました。
まずは前日放流された魚を狙い、2.2gのスプーンをSVGナイロン3lb.にセットし、スタート。通常、放流時はリールのハンドルを一秒間に一回転程度で巻いて来る、いわゆるファストリトリーブが有効ですが、この日は冷え込みが影響しているのか魚がルアーを追いかけてくるものの追い付き切れていないのが見てとれました。
そこで、リトリーブをスロー目に切り替え、スピードを落とした分弱くなるアピール力を補うために 時折細かい誘いを入れて行いくと、スパイクアロー62Lのティップが引き込まれる良いアタリが連発。
放流魚をひとしきり釣った後、作戦をがらりと変え、デイブレイク61HにプレミアムPE 0.175号をセットした操作性重視のタックルに持ち替え、ダート系ミノーやZX30をボトムで細かく操り、ヒットを重ねて行きました。
結果、予選を一位で通過することとなりました。

準々決勝、準決勝は、4名から2名勝ち上がりの対戦方式です。
朝の冷え込みが嘘のように、急激に気温が上がる中、準々決勝がスタートしました。
予選で好調だったボトムの釣りを展開して行きますが、予選のようなペースでヒットを重ねることが出来ず、勝負はサドンデスまでもつれ込んでしまいました。
気温の上昇とともに魚が浮いてきたのではないかと考え、状況を打開するためにクランクベイトで中層の魚狙いにシフトしたところ、これが功を奏し、すぐさまヒット。なんとか勝ち抜けることが出来ました。
準決勝もスタートからクランクベイトを投入。やはり当たりパターンだったようで、ヒットが連発。決勝に駒を進めました。

決勝はここまで勝ち上がってきた4名で、釣果順に順位が決まります。
先ほどまでと同じくクランクベイトでスタート。
一投目で幸先良くヒットしたものの、ここまでのプレッシャーのせいか、魚達の反応が鈍く、後が続きません。
そこで、少しでも魚にルアーを見飽きさせないためにロッドポジションを調整して、水面近くからボトム付近まで、様々なレンジにルアーを通し、反応を絞り出して行きました。
3匹をキャッチし折り返した後半では、ボトム付近をリトリーブしている最中にバイトが集中したため、リップの長いディープタイプのクランクベイトにチェンジし、ボトム付近をデッドスローで引いてくると2匹の追加の成功。
そこで試合終了の時間となりました。

結果は、5匹-2匹-1匹-1匹のスコアで、2位以下の選手に大差をつけ、優勝することが出来ました。

シリーズ4連覇に向け、また頑張りたいと思います。

[使用タックル]
放流、クランク
・スパイクアロー62L
・マスターリミテッドSVGナイロン3lb.

ボトム
・デイブレイク61H
・マスターリミテッドプレミアム PE0.175号 
・マスターリミテッドリーダー フロロ4lb.

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。