毎年6月を迎えると、全国の河川で続々と待望の鮎釣りが解禁。 スイカのようなさわやかな香りと麗しき黄の追星、清流の女王と称される鮎の季節の到来とともに、鮎釣りファンは心躍らせる。 思い思いの仕掛けや竿を手にオトリ鮎を清流へと解き放てば、強烈な野鮎の当たりに目印が飛び、9mの竿が弧を描く。 川の流れに乗って力強く泳ぐ野鮎とのやりとりは、スリリングかつエキサイティングな釣りと言える。細糸仕掛けを使うとなれば尚更だ。 未だ未体験という方でも夏の風物詩ともいえる日本古来の鮎の友釣りを是非経験して欲しい。 さぁ、鮎釣りを楽しもう！

鮎の友釣りには、大きく天井糸、水中糸、ツケ糸、鼻カン回り糸、鼻カン編み付け糸、カットハリスの大きく6種類のパーツが必要になる。 また、パーツ毎にあらゆる「素材」や「種類」が存在するためどれを選べば良いのかわからないという方も多いのでは。 初心者～トーナメンターまで安心してご使用いただけるVARIVAS 鮎シリーズは、高品質かつシンプルなラインナップ。

汎用性と需要の高い規格、素材に厳選することで選びやすくなった

仕掛けの全容を図解するので参考にしてみよう！ 「難しそう」と思う方も多いかもしれないが、図解で見てみるとその印象が変わるかもしれない。

鮎釣りにおいて仕掛けの自作は、醍醐味の一つ。 自作した仕掛けで思い通りに掛けた鮎は一味違う達成感を味わえる。 仕掛けのシステムを理解しておくとトラブル時のリカバリーもスムーズに。

オトリを引き舟からタモへ移す

ハナカンを図のようにしっかりと持つ

ハナカンを持つ手とは反対の手でオトリを持つ。 目を隠すように優しく持ってやるのがコツ。オトリが弱らないようタモの中で水に浸かるようにする

ハナカンの突起をオトリの鼻に真っ直ぐに刺す

ハナカンを通したら逆バリを打つ。 逆バリを刺す時はオトリをタモの外に出して行うと網にハリが絡まったりせずトラブルが少ない

逆バリを打つ位置は尻ビレの付け根にある小さな穴が目安