トップトーナメンターの中でもマイスタークラスともなると、真に渇求するロッドとは…もはや自身にとって常に身体の一部、腕の延長であるべきです。つまり、操るロッド総てが「魔法の杖レベル」であってほしいもの。その理想像を築き上げる第一歩として、グラファイトワークスチームは一切の装飾を排し、軽さと感度をはじめとする「勝ち抜くための性能」だけを徹底的に追求した、レーシング エクスプローラー[RX]を始動させました。今後、ARDトーナメントドライブは[RX]&[EXTRA]双方の加速度を伴う両輪によって、群雄割拠時代に突入したトーナメントシーンを勇往邁進していきます。
手にした瞬間! その軽さに驚愕すると同時に誰もが異口同音「まるで指揮者のタクトのようだ!」と称えるほど。それもそのはず、トーナメントロッドとしてクラス最軽量を達成!! さらに「速ガケ」の瞬発力を持ち前の「軽さ」だけに頼らず、より スリム化されたロッドバランスの「妙」で獲得。DTXの系譜…1つの到達点がここにあります。
新開発の極薄グラスシートをメインに40Tハイカーボンを適所に這わせることによって、クランクで「からめ獲る」粘りと、縦の釣りで「かけて獲る」瞬発力をも一挙両得せしめたのがこのハイブリッドグラスモデルです。フルグラスモデルよりもファーストアクション傾向になるため、エステル、極細PEを駆使した巻きの釣りはもとより、表層サイト、リフト&フォール、ボトムタクティクスにも最適です。
●ARD-60T-DTRX:ティップは40T、バットには46Tを主体に50Tをもプラス。RXの称号に相応しいMAXレベルにまで攻め込んだ純競技用シャフトです。指揮者のタクトの振りをイメージしてしまうほどの軽さ、バランスを目指しました。
●ARD-61F-T2RX:ティップはフルグラス、バットセクションはグラス&40Tハイカーボンで瞬発力&粘りを両立。ワークスが目指す「魔法の杖レベル」にいま最も迫りつつある存在なのがこのハイブリッド グラスモデルです。
●反響感度の増幅機能、振り抜けの瞬発力、軽快な操作感、ミニマムサイズルアーの飛距離をMAX値にまでアップさせるチタンフレームトルザイトリングガイドを完全装備。また、フレームのギラつきを最小限に抑えたT-2トルザイトをいち早く採用。サイトフィッシングでセレクティブな相手に違和感を与えない、試合専用ロッドとして万全なるガイドシステムです。
●勝つための集中力を持続させるため、グリップの隅々に至るまで装飾を排し、よりダイレクトなブランクタッチを実現しました。RX始動に伴い超硬質EVAを採用し、打てば響く反響感度、レスポンスを饒舌かつリアルに伝達します。
●純競技用モデルだからこその無研磨無塗装に拘ったアンサンドブランク。そのアンサンド面に設計者自らがマーク及びロゴ、スペックを純手書きします。(手書きはフリーハンドによるドローイングとなるのでその利点を活かして1本1本敢えて微妙にディテールが異なるように仕上げています)
●手書き文字ベースのMorris Graphite Works 刺繍ロゴ入りオリジナルデザインのハードケースつき。
モデル名 | 長さ(ft.) | 適合ライン(lb.) | 推奨PEライン(号) | 適合ルアー(g) | 標準自重(g) | 継数(本) |
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ARD-60T-DTRX | 6’0”(1.82m) | 1.2~3.5 | ~0.2 | 0.1~4.3 | 39 | 2 |
ARD-61F-T2RX | 6’1”(1.85m) | 1.2~3.5 | ~0.2 | 0.1~5.8 | 49 | 2 |
・ガイド数:60T-DTRX、61F-T2RX共に7個。
※本製品は設計担当者自らが火入れによるブランク矯正、手曲げによるトルザイトチューニング、さらに1本1本にわたりマーク及びロゴを手書きして最終的な仕上げをおこなっています。