ライン選びのポイント
ONE LINE.
ONE
LIFELINE.
ラインは
魚とアングラーをつなぐ
唯一の命綱
魚と繋がるのは、1本の釣り糸。釣りにおいて欠かせない存在であるラインについて、もっと知ってみませんか。
選び方の基本
釣りにおけるライン(糸)は、タックル全体の性能を支える重要な要素。
キャスト時の飛距離や精度、ルアーのアクション、ターゲットにエサを運ぶ潮馴染み、アタリの伝達、さらには魚の引きに対する耐久性まで、すべてに関わってきます。
ターゲットや状況に合わせて適切なラインを選ぶことで、狙いどおりのアプローチがしやすくなり、魚の反応を引き出しやすくなります。結果として、釣果アップにもつながるのです。
糸の号数、ポンド数の見方と選び方
釣り糸を選ぶ際に重要なのが「号数」と「ポンド数(lb)」です。
号数は糸の太さ、ポンド数は引っ張り強度を表す単位で、1lbは約453gに相当します。例えば8lbなら約3.6kgの力に耐えるということになります。ナイロンやフロロカーボンの場合、おおよそ「1号=4lb」と覚えておくと便利です。号数が大きくなるほど糸は太く強くなりますが、水中での抵抗や魚へのプレッシャーも大きくなるため、単純に太ければよいというものではありません。細いラインは食わせやすく飛距離も伸びますが、根ズレや強い引きには弱いというデメリットがあります。
そのため、ターゲットとなる魚のサイズやパワー、さらには釣り場の環境(障害物の多さ、流れの速さなど)を考慮し、使用するロッドやリールの適合ラインも確認したうえで、バランスの良い号数・ポンド数を選ぶことが大切です。
ルアーやリグ、仕掛けを考えてから
セレクトする
状況に応じてラインを使い分けるのも、釣り人のテクニックのひとつ。
たとえば狙ったポイントが岩礁地帯であれば、岩や石の角にあたっても切れにくい耐摩耗性に優れたラインが必要になります。
反対に障害物の少ない場所であれば、耐摩耗性より引っ張り強度や細さに重点を置いてライン を選択する。
また、自分が使う仕掛けやルアーに合ったライン選びも重要。素早くボトムまで沈めるのか、それともゆっくり落とし込むのか、あるいは完璧に水面に浮かせるのか。
自分が使うリグやルアー、仕掛けの能力を100%発揮するラインを選べば、おのずと釣果はアップするのです。
PEラインとショックリーダーの関係性
PEラインとショックリーダーは、安心して釣りを楽しむための重要なポイントです。
PEラインは細くて引張強度が高く、飛距離や感度に優れる一方で、根ズレや歯ズレといった摩耗には弱いため、PEラインの先にショックリーダーを結ぶことでその弱点を補います。ショックリーダーは耐摩耗性に優れるフロロカーボン製やナイロン製が主に使われ、ルアーのフックや魚の歯といった摩耗に対し高い耐久性を持ちます。
特にルアーフィッシングではストラクチャー周りの攻略や、急な引きに耐えるために欠かせない存在です。適切な結節と長さの選定が、ラインブレイクを防ぎ快適な釣りを実現します。
ラインの形状
ラインの形状は主にモノフィラメントとマルチフィラメントの2種類に分かれます。モノフィラメントは単線、マルチフィラメントは複数の繊維を編んだ構造です。素材や構造によって強度や耐摩耗性、感度が異なるため、釣りのスタイルや目的に応じて最適なラインを選ぶことが重要です。ライン選びは釣果にも直結します。
モノフィラメント(単糸)
直訳すれば単一の(モノ)繊維(フィラメント)。ひとつの繊維素材を引き伸ばす、延伸と呼ばれる方法で製造した糸を指す。具体的にはナイロン、フロロカーボン、ポリエステルがモノフィラメントにあたる。
マルチフィラメント(組み糸)
複数の(マルチ)繊維(フィラメント)を編み上げた糸。ポリエチレン繊維で編んだPEラインを指す場合が多い。単独ではラインに適さないポリエチレン繊維も、複数を撚ることで好素材となる。
4大素材別特性
ラインの4大素材にはそれぞれ異なる特性と魅力があります。
- PEライン [強度と感度に優れる]
- ナイロンライン [扱いやすくトラブルが少ない]
- フロロカーボンライン [耐摩耗性と沈下性に優れる]
- エステルライン [繊細な釣りに適する]
VARIVASでは各素材の特性を最大限に活かし、お客様の釣りスタイルやターゲットに最適なラインをご提供しております。
PEライン
特徴
素材特性がもたらす圧倒的な感度と強さ。強く引っ張ってもほとんど伸びないという特性が、圧倒的な感度を実現。強度も特徴で、同号数であればナイロンに比べて2.5〜3倍も強い。したがってラインを細くすることが可能で、さまざまな分野で釣法に革命を起こした。摩耗に弱い、しなやかすぎるなど、使用には多少のコツが必要。
メリット
- 引張強度が非常に高く、同号数なら他素材より強い
- 伸びが少なく、感度に優れているためアタリが明確
デメリット
- 擦れに弱く、根ズレなどに対する耐久性が低い
- 比重が小さいため、水に浮きやすく風や潮の影響を受けやすい
適しているシーンや釣種
PEラインは、細くて強いことから、遠投性能と高い引張強度を活かせるシーンで真価を発揮します。特に、シーバスやショアジギングからヒラマサ、マグロなど、大物を狙う釣りに適しています。また、繊細なアプローチが求められるトラウトや、感度が求められるワカサギでも活躍。伸びが少なくアタリを明確に捉えられるため、多彩な釣種で使われています。
ナイロンライン
特徴
しなやかで使いやすい、応用範囲が広い素材。クセがつきにくい性質で、リールに巻いた時の馴染みがよくキャスト時に扱いやすい素材。多少伸びる特性を持っているので、衝撃を吸収するショックリーダーとしても使われる。吸水や紫外線~~吸水や紫外線による劣化が弱点とされてきたが製法やコーティング技術の発達により、大幅にレベルアップしている。
メリット
- しなやかで扱いやすく、トラブルが少ない
- 適度な伸びがあり、ショックを吸収してバラしにくい
デメリット
- 吸水性があり、時間とともに劣化しやすい
- 伸びるため、感度の面では他の素材に劣る
適しているシーンや釣種
トラブルが少なく、扱いやすいナイロンライン。魚の引きに追従して伸びる特性を持つためバラしにくく、主に渓流のトラウトフィッシングや、潮に同調させて流すチヌ・グレなどの磯釣りに使われます。また、コストパフォーマンスにも優れており、初心者からベテランまで幅広いアングラーに愛用されています。
フロロカーボンライン
特徴
優れた耐摩耗性と、良好な感度を備える。その特徴からストラクチャー周りを攻めるバスフィッシングや、ショックリーダーとしても重用される。高比重であるという素材特性が、仕掛けやルアーを沈める釣り方で効果を発揮。従来のフロロはしなやかさに欠けるという弱点があったが、素材や製法の革新で克服している。
メリット
- 耐摩耗性が高く、キズに強い
- 比重が高く、沈めやすいのでボトム攻略に適している
デメリット
- 硬めで巻きグセがつきやすく、バックラッシュしやすい
- 伸びが少ないため、アタリを弾いてしまう場合がある
- 糸が沈むため、ルアーの浮き姿勢が変わってしまう
適しているシーンや釣種
フロロカーボンラインは、その耐摩耗性と感度の高さから、バス(ボトム系リグ)・ロックフィッシュをはじめ、エギング、ジギングのショックリーダーや、フカセ釣りにおけるハリスなど、障害物周りやボトムを攻める釣りに最適。また、比重が高く沈む特性を活かし、ルアーのレンジキープが重要なアジングやエリアトラウトにも活躍します。
ポリエステルライン
特徴
非常に優れた感度と高比重が繊細なゲームを制する。非常に張りが有り硬質で、ナイロンやフロロカーボンラインに比べ低伸度である。ラインの特性から胴突仕掛けの枝スやハリスに多用される。近年では感度が良いことと、フロロに次ぐ比重が有ることで、細い号数がアジングやエリアトラウトでも使用される。吸水性が無く、耐摩耗性もナイロンより優れる。
メリット
- 伸びが非常に少なく、感度に優れている
- 比重が高めで、軽量ルアーを沈ませやすく、レンジキープもしやすい
デメリット
- 伸びにくいため、瞬間的な力で切れやすい
- 張りが強く、硬質のため、扱いには慣れが必要
適しているシーンや釣種
ポリエステルラインは、伸びが少なく感度に優れるその特性から、繊細なアタリを逃さないことが求められる釣りに適しています。特に、軽量ジグヘッドを使ったアジングや、1g前後のスプーンを使ったエリアトラウトメソッドにおいて、その性能を最大限に発揮します。軽量ルアーでも糸の比重で浮き上がらせにくいため、狙ったレンジをキープしやすく、タナを安定させた攻略が可能です。
素材別比較表
ラインの4大素材にはそれぞれ異なる特性と魅力があります。
- PEライン [強度と感度に優れる]
- ナイロンライン [扱いやすくトラブルが少ない]
- フロロカーボンライン [耐摩耗性と沈下性に優れる]
- エステルライン [繊細な釣りに適する]
VARIVASでは各素材の特性を最大限に活かし、お客様の釣りスタイルやターゲットに最適なラインをご提供しております。
| 素材 | PE | ナイロン | フロロカーボン | エステル | 複合メタル |
|---|---|---|---|---|---|
| 比重 | 0.97 | 1.14 | 1.78 | 1.35 | 9.8 |
| 引張強度 | ◎ | ○ | △ | △ | ◎ |
| 利用範囲 | 縦の釣り、 深場や 遠投する釣り |
ほとんどの釣り | バス釣り、各釣りの リーダー・ハリスとして |
アジング・ エリアトラウトの メインライン |
鮎釣りの 水中糸 |
| 感度 | ◎ | △ | ○ | ◎ | ◎ |
| 結節強度 | 40~90% |
80~90% |
70~80% |
70~90% |
50~90% |
| 劣化速度 | 遅い |
ふつう |
遅い |
遅い |
とても |
| 耐摩耗性 | × | △ | ○ | ○ | ○ |
| 伸度 | 3%~8% | 20%~40% | 23%~30% | 17%~20% | 5%以下 |
◎:とても強い・とても良い○:強い・良い△:ふつう×:弱い
VARIVASラインの製法
ラインの性能は、使用する原料素材の特性によって大きく変化します。
強度や伸度、耐摩耗性といった基本性能は素材ごとに異なり、ターゲット魚種やフィールドに応じた適切な選択が重要です。
現在VARIVASが扱っているライン素材について、それぞれの特性を比較・解説します。
ナイロン
- NYLON
- しなやかさ、強さ、扱いやすさをバランス良く兼ね備えたナイロン。あらゆる釣りに安心して使えるライン素材です。
- VEP
- ナイロン原糸の製造段階から耐摩耗性を向上させるVEP製法。通常のナイロンラインの20倍という超耐摩耗性を実現しています。
- VEP-F
- VEPにフレキシブル(柔軟)加工を施した新製法。VEPの耐摩耗性はそのままに適度な柔軟性をプラスしました。
- MA
- ナイロンラインの伸びを、適切な範囲内に抑えることに成功したMA製法。強度を確保した上でしなやかさをキープしています。
- VA-G
- より強いナイロンラインを生み出すための高密度分子結合製法(VA-G製法)。同じ太さなら1ランク上の強度を実現しています。
- SVG
- 細糸を安心して使用するための新高強度製法。VA-Gをも凌ぐその強さは、通常ナイロンと比べると2ランク上の強度に相当します。強度が必要とされる細番手に特化して開発されたSVGは、現時点で最も強いナイロンを生み出す製法です。
- VLS
- ナイロン特有の伸びを抑えるための新製法。低伸度化することで操作性や感度がアップ。さらに通常ナイロンを上回る直線強度・耐摩耗性も兼備しています。
- AIRS
- VARIVAS独自のAIRS製法により、引張強度や直径はそのままで、完全フローティングの中空ナイロンラインを実現しました。
PE
- PE
- 同号数のナイロンラインと比べて、2.5~3倍の引張強度があるPE。ジギングやGTフィッシングをはじめとする大物狙いの定番ラインです。
- DC-PE
- PEと高比重ポリエステルモノフィラメントのハイブリッド複合糸。適度な張りと通常PEより高い比重(1.12)を実現。
- MAX-PE
- 通常のPEラインに比べ、1.3~1.5倍の引張強度をもつ強力原糸。ワンランク細いラインで同じ引張強度を実現します。
- SMP
- 通常のPEラインの約2倍という耐摩耗性、耐久性を誇るライン。MAX POWER原糸に特殊コーティングを施すことで高強度、高耐久性を実現しています。
- Si-X
- あらゆる面での耐久性を追求したPEライン。MAX POWER原糸に特殊耐熱材(Si-X)を製造段階で練り込むことで「超」高耐久性を実現しました。
- CORE-INPUT
- X9、X5に採用される。高強力原糸(高分子ポリエチレン)のコアを中心に”MAX-PE原糸”で組み上げる製法。「COREのINPUT」により耐久性と強度アップを実現します*(X5構造、X9構造とは”CORE-INPUT”のことを指します)*当社比
フロロカーボン
- FLUORO
- 硬質でキズがつきにくく、初期伸度の低さがフロロカーボンの特徴。根ズレなどの耐摩耗性や感度の良さが求められる釣りに最適です。
- VSP
- 高いクオリティを追求した特殊製法によりフロロカーボン分子の密接度を 15%UP。直線強度・結節強度ともに、同号数で 1 ランク上の強さを獲得しました。
- VSF
- 「しなやかさ」と「超耐摩耗性」を兼備したフロロカーボンライン。結節強度・耐摩耗性共にワンランク上の強度を獲得した高強度フロロカーボンラインです。
エステル
- ESTER
- PEに次ぐ低伸度が特徴。船釣りや投げ釣りのエダスやハリスに最適で、近年ではアジングやエリア用ラインとしても使用される。
- ESTER eco
- ポリエステルラインの特徴はそのままにバイオマスPET(バイオマス度30%)を使用する事により従来の石油由来製品と比較して最終的(焼却まで)にCO2を約14%削減、環境にやさしい素材です。
メタル(金属)
- 複合METAL
- 特殊な繊維と金属糸を組み合わせた高比重ライン。水切れが良く、水中糸に適しています。
VARIVASラインの加工・コーティング
ラインの性能は、原料由来の性能だけでなく、加工やコーティングによってさらに磨き上げられます。
飛距離性能をはじめ、耐摩耗性、親水/撥水性、紫外線耐性など、釣り場での扱いやすさを高める多様な処理を施しています。
ここでは、VARIVASの加工、コーティング技術の特徴やその効果を解説します。
- SP-V
- 環境に配慮した非フッ素コーティング加工。ライン表面にできる保護膜の効果により吸水劣化を抑え耐摩耗性および飛距離が向上します。
- SP-H
- PEラインにハリを持たせるスーパーハードコーティング加工。細いラインやコシのないラインにありがちなロッドへのまとわりつきを抑えます。
- SP-S
- VARIVAS独自のスーパーサスペンド加工。水面の表面張力を破り、風や波などで水面が荒れている状況でもラインがすばやく水中に入ります。
- SP-T
- 樹脂膜でライン表面を覆ったスーパータフコーティング加工。吸水によるライン劣化を抑え、耐摩耗性能、飛距離がアップします。
- SP-TⅡ
- 従来のSP-Tコーティングと比べ樹脂膜の耐久性と低吸水性能が大幅アップ。* 撥水性能の向上により高いパフォーマンスをもたらします。 *当社比
- S-spec
- 新たなテクノロジー「Smooth Shield」加工が、原糸の持つしなやかさを損なわず、独自のフリクションガード表面構造を形成。水の浸透を防ぎ、超低摩擦をもたらすことで更なる飛距離と耐久性アップを実現しました。
- STC
- 環境にやさしい「非フッ素系」撥水剤*をライン表面に特殊被膜化。表面摩擦を大幅に低減。吸水を極限まで抑える撥水性と優れた耐劣化性能、高耐久・高持続性能を獲得。*環境にダメージを与えるPFOAを一切含まない。
- STC-W
- STC(スムーステックコーティング)をPE用に改良。独自の樹脂コーティングとのダブル効果で、色落ちや想定されるラインへのダメージを抑制。エアノットやガイド絡みなども大幅に低減します。
- UV
- 太陽光線からラインを守るUV-CUT加工。ライン表面に施した特殊保護膜が紫外線をブロックし、ラインの劣化を防ぎます。
- 蛍光
- ラインの視認性を格段にアップする蛍光カラー。水面のギラツキや景色の映り込み、太陽光などでラインが見えにくいフィールドに最適です。
- FL
- 磯上物釣りの道糸を、水面直下に微妙なバランスで漂わせるためのフロート加工。風や波の影響を受けずに仕掛けを操作できます。
- NON
- ノンストレスコーティングは吸水、紫外線、塩分などラインに対するストレス軽減のために施されたコーティング加工。強度保持にも貢献します。
- ND-S
- ラインの使用目的に合わせ、しなやかさ・張り・硬さをコントロールする特殊加工。季節の変化、太さの違いによる使用感の変化、違和感を解消します。
VARIVASラインの規格・仕様
ラインには、素材や加工だけでなく、強度基準や巻き方など、選ぶ際に知っておきたいポイントがあります。
VARIVASでは国際基準のIGFA規格や、実測重視のLB.OVER表記で精度の高い強度表示を採用。さらに糸質を保つための巻き方など、細部までこだわった設計を実現しています。ここではVARIVASラインの規格・仕様について解説します。
規格
- IGFA
-
I.G.F.A.(INTERNATIONAL GAME-FISH ASSOCIATION)の規定に準じて「定められたポンド数、またはそれ以下で切れること」に適合したライン。
アメリカの慣習(lb)
- 2
- 4
- 6
- 8
- 12
- 16
- 20
- 30
- 50
- 80
- 130
メートル法(kg)
- 1
- 2
- 3
- 4
- 6
- 8
- 10
- 15
- 24
- 37
- 60
*「VARIVAS」が日本初のI.G.F.A.規格ラインとしてデビューしたのが1980年。
以来、I.G.F.A.の規定に対し、限りなくその数値で切れる安定した品質のラインを供給し続けています。 - LB.OVER
- 表示された数値では切れない強度があるラインです。I.G.F.A.の記録申請ではオーバーテストになるのでご注意ください。
仕様
- 平行巻
- 糸つぶれを防いで、ラインの真円性を保つ平行巻きにより、そのラインが持つ本来の強度、直線性を最大限に発揮します。
- ソフト巻
- ラインにテンションをかけずに巻くことで、糸つぶれや伸縮を抑え、ライン性能を損ないません。
- 寒冷地仕様
- 水中で劣化や硬化しにくいVEP製法ナイロンのラインに、水分の付着を防ぐSP-V加工を施した複合効果で、低水温時にもラインが硬化・氷結しにくい素材・コーティングを施しています。
GLOSSARY
特性用語集
ラインの特性を示す際に使われる用語について、Q&A形式でわかりやすく解説します。
- 「引っ張り強度」とは?
-
一定の負荷をかけた時の強さ。
引っ張り強度は直線強度とも呼ばれ、ラインに一定の負荷をかけた時の強さを意味する。引っ張り強度のテストには専用の測定器が用いられ、まずライン片側の先端が固定される。そしてゆっくりと負荷をかけていき、ラインが切れた時点での値が強度を表す。
- 「比重」とは?
-
PEは浮き、フロロは沈む。
水を1とした際にどれだけの重さがあるかを示すのが比重で、1.5であれば水より重いので沈み、逆に0.5であれば水より軽いことから水面に浮く。ラインにあてはめると、0.97のPEは完全に浮き、約1.14のナイロンは水中で漂う。約1.76と比重が重いフロロは沈むことになる。釣り方にあわせて、それぞれの特性を活用したい。
- 「結節強度」とは?
-
結ぶとラインの強さが半減する場合も。
結節強度とはラインを結んだ状態での強さを示す指標。ラインを結び、徐々に引っ張る力を加えて切れた時点での荷重が結節強度を表す。伸縮するナイロンでは、ラインに結び目を作っても強度の低下は約10%にとどまる。フロロはナイロンよりやや弱くなる。一方PEでは、引っ張り強度の約50~90%まで低くなるので、注意が必要だ。
(数値は製法や結束方法により多少異なる場合があります。) - 「吸水性」とは?
-
水を吸うナイロンはコーティングに注目。
ラインが水分を吸収する度合。ナイロンは吸水性が高く、吸水による性能劣化に注意する必要がある。水を吸わない良質なコーティングを施したラインを選びたい。一方フロロカーボンは吸水性が非常に低く、PEの場合は理論的には吸水率ゼロ。ただしPEの場合は編んだ繊維の隙間に水分が入り込み、使用感に影響を与えることがある。
- 「伸度」とは?
-
伸びが少ないほど感度は高い。
ラインに荷重負荷をかけた時にどこまで伸びて切れたかを表すのが伸度。例えば1mのラインが10cm伸びれば10%となる。ナイロンの伸びは平均20~40%、フロロカーボンが23~30%、PEが3~8%とされ、伸度が低い(伸びが少ない)ほど感度は高い。ナイロンとフロロの差が少ないようにも思えるが、フロロは荷重がかかった直後の初期伸度が低いので、実釣での感度は高くなる。
- 「耐摩耗性」とは?
-
障害物の多い場所ではフロロが活躍。
ラインが障害物等にあたって擦れた時に、表面が削られたり傷つくことを防いで強度を維持する能力を耐摩耗性と呼ぶ。一概には言えないが、鋭利な対象物に擦れた場合はフロロカーボンの耐摩耗性が高く、ナイロンがそれに次ぎ、PEは弱いとされる。ただし、素材やコーティング技術の進歩で、どのラインも全般に耐摩耗性は向上している。
- 「屈折率」とは?
-
フロロが水中で目立たない理由
水中を進む光はラインに当たり、光の一部はラインを透過し、一部は反射する。ここで、透過する光も真っ直ぐ進むわけではなく方向を変えることになるが、この変化の割合を屈折率と呼ぶ。入射角と屈折角の比率で表し、屈折率が大きいほど反射光が多く、水中で目立つ。水の屈折率が1.33、ナイロンが1.58、フロロカーボンが1.42、PEが1.54。水と数値が近いことから、フロロは水中で目立ちにくいとされる。
- 「耐光性」とは?
-
蛍光灯の明かりも影響をおよぼす。
光を浴びることで、ラインによっては性能が劣化する。もちろん太陽光による影響が大きいが、蛍光灯の光も影響するので気をつけたい。フロロカーボン、PEは耐光性に非常に優れていることから問題は少ないが、ナイロンは光を浴びることでの劣化が早い。例えば光を遮断するフィルムやケースに入れて保管するなど、十分な注意が必要だ。
使うほどにわかる、
VARIVASラインの魅力。