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TrueVoice Vol.01

Vol.1 カリスマ マグロ釣り師 佐藤偉知朗インタビュー

 

ゲームフィッシング界にプレミアム・クオリティの
ラインを供給してきたVARIVAS

日本初のIGFA規格ライン
VARIVAS誕生のインパクト・・・・・

日本のゲームフィッシングの歴史は、1980年代の2つの“事件”により幕を開ける。
1つは1980年、モーリスが日本初のIGFA規格ライン「VARIVAS」を世に送り出したことである。IGFA(国際ゲームフィッシュ協会)は、釣りを健全なスポーツとして発展させるために、釣具や仕掛けなどを細かく規定したIGFAルールを定め、世界規模で釣魚記録を認定する団体だ。ラインにも強度に関する厳密なルールが規定されている。当時、規格に適合した外国製のラインはあったものの、日本製のIGFA規格ラインは皆無だった。そこに登場したのがVARIVASである。それは、ゲームフィッシングの世界で初めて、世界に通用する日本製ラインが生まれた瞬間だった。
VARIVASは、「日本初のIGFA規格ライン」というエポックメイキングな事実に加え、外国製ラインのような洗練されたロゴや商品デザインも注目の的となる。今では主流の100m、200m単位のパッケージ販売を、国内で初めて採用したことも、話題となった。
今までにないラインの誕生。このニュースを特に驚きを持って、受け止めたアングラーがいた。ソルトフライの第一人者、丸橋英三だ。丸橋は「日本にもIGFA規格ラインがあるのか」と驚き、早速世界の海で使い始めた。そして、VARIVASが誕生してから4年。もう1つの大きな事件が起こる。

 

「丸橋栄三が、日本人初のIGFAラインクラス部門
ワールドレコードを達成した当時の記事」
舵社発行「BOAT&GAME FISHING」
1985年5~6月号より

VARIVASの名を知らしめた
日本人初のIGFA世界記録

1984年6月、丸橋は、オーストラリアのクリスマス島で、アジ類の最大種で、英名のGiant Trevallyの頭文字から“GT”と呼ばれる「ロウニンアジ」とのビッグゲームを制した。ラインは、VARIVASの16ポンド(4号)。サイズは驚異の78ポンド(35.4キロ)。ラインのマックスポンドの実に5倍という巨体を釣り上げ、丸橋は、「日本人初のIGFA世界記録」という栄誉を手にしたのだ。
丸橋の快挙は、日本のソルトウォーターファンの間にセンセーショナルに伝わる。それと同時に、多くのアングラーが、「ゲームフィッシング」という世界の存在に初めて気付くことになる。当時は、まだ、ダブルライン、ショックリーダー、ラインシステムといった、今では常識的な言葉すら、ほとんど知られていない時代だ。ゲームフィッシングを知りつくし、ノウハウやテクニックを身に付けた丸橋は、時の人となると同時に、IGFAルールに基づくラインシステムの伝道者ともなったのだ。
丸橋とともに、世に知れ渡ったVARIVASの名。4号ラインで78ポンドを釣り上げる「強さ」。日本人初のIGFA世界記録を勝ち取ったラインであるという事実。丸橋に憧れ、ゲームフィッシングの世界に身を投じたアングラーの間に、「VARIVAS」は着実に広まっていったのである。

開拓者のそばには必ずVARIVAS
愛されるプレミアム・クオリティ

その後、各ジャンルの第一人者の間でも、1人、また1人と、VARIVASの愛用者は増えていく。ヘラブナの新境地を切り拓き、敬意を表して「釣神」と呼ばれる、小池忠教。トラウトで数々の伝説を残してきた、皆川哲。湘南でオンショアのシーバス、オフショアのシーラゲームの普及に尽力し、PEラインを世に広めた功労者、原田佐敏。ルアーフィッシングでPEラインを使いGTを釣り上げるという、前人未到の領域の先駆者となった、鈴木文雄。それぞれのジャンルの”開拓者”のそばには、必ずVARIVASのラインがあった。愛用された理由は、ただ1つ。モーリスが「プレミアム・クオリティ」と誇る、常に安定した強度を発揮する「高い品質」があったからだ。
一方で、アングラーの利便性を高めることにも力を注ぐ。ジャンル別に専用のラインを開発し、展開したのも、VARIVASが先駆けだろう。モーリスの営業マンが、全国各地の釣具店を回る中で、一般アングラーのニーズも吸い上げ、製品開発にフィードバックさせていく。このマーケットインの発想から、数々のヒット商品が生まれたのである。

2012年春。モーリスでは、従来のプロ仕様の製品に加え、汎用性の高いエントリーモデルもスタートさせる。丸橋との出会いから30年。新たな挑戦により、「プレミアム・クオリティ」を、上級者だけでなく、初心者や中級者にも広く浸透させていきたい――。それがモーリスの願いである。(敬称略)

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