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渓流 山本 秀

利根川のヤマメ釣り[利根漁協管轄内]

群馬県は各所で今年の最高気温となり、初夏というよりは真夏を感じさせる日々となりました。そんな中、地元利根川の沼田地区へ釣行して来ました。

当日は5時30分に入川、前橋の4時の気温は28℃、沼田地区は23℃と5℃の気温差。時折川を吹き抜ける風は涼しく気持ちが良い。いつもの河川敷を歩き、川柳の昆虫をチェック。先週、幹には昆虫はいなかったけれど、当日はカナブンが樹液に集まっていて、来週にはクワガタも集まりそう。こんな昆虫チェックも、私の釣りの楽しさである。

この時期は小さなヤマメも多く、大型魚の付き場を探らなくては、掛かるのは小魚ばかり。ノンビリと入川ポイントの上流から下流へ移動しながら仕掛けを打ち続け、下流までやったら上流に戻り、再び下流へ。この繰り返しの中で、餌への「触り・前アタリ」を見つけて、触ってきたポイントで粘り「時合い」を待つ釣り方。「触り」は目印の動きで見極める。私はVARIVASエクセラ鮎みえる目印[極太]を使っていますが、目印を結ぶ際、通常一本のところ、2本で結びを大きくし認識性を高め、魚が餌を触った時に目印が不自然な動きをするのを確認しています。

ダムの放水や上流での降雨量で、時合いは変わるので時合いまで丹念にチェックしていきます。

8時、一匹目。
夏ヤマメらしい体色の26cmのヤマメ。

その後、小さな掌サイズのヤマメが数匹掛かり、その場所よりやや下流のヒラキで27cmのヤマメ。

左岸からの釣りでヤマメの右頬に、VARIVAS サクラ・サツキ 4号が掛かっているので、追い喰いではなく、流れてきた餌を喰って、流芯に反転していることを頭に入れ、粘るが残念、その後はアタリ無し・・。

国道17号線沿いにある「利根食堂」で日替わりランチ(500円)を食べ、(財布に優しい食堂です。)午後のポイントを計算・・。

片品川合流近くのポイントに入川。
気温・水温共に上昇しているので探らず一発勝負。
直ぐに答えは出ました。


27cmヤマメ。

気温の上昇でポイントに見切りを付け、本日の大場所へ。

広大なポイントなので、朝と同じパターンで仕掛けを流し、触ってきたポイントに集中するも掛からない・・。午後5時、水深2mの流しきりの底でアタリ! 下流いっぱいに、ラインを伸ばしていたので、アワセた瞬間に、一気に持っていかれる。自分もヘソ辺りまで立ち込んでいて、竿も弧を描きヤラレてしまいそうな感じ・・。ライン強度を信じ、竿を立て、下流に移動。胸まで水に浸かり、竿はそのままで、次は後方移動。自分が有利になる立ち位置まで下がり、タモ入れ。

34cmのヤマメ。

狙いは50cmオーバーのヤマメもしくは70cmクラスの虹鱒でしたが、各ポイントでヤマメが出たので楽しい休日となりました。
大事な一瞬で、信頼をおけるラインのおかげです。

[当日のタックル]
竿:本流竿8.5m
道糸:VARIVAS プロステージ本流 エクストリーム フロロカーボン 1.2号 9.5m
ハリス:VARIVAS プロステージ渓流 エクストリーム フロロカーボン 1号 40cm
目印:VARIVAS みえる目印 極太 グリーン×2、オレンジ×1
オモリ:VARIVAS スーパーエコオモリ 4B×2
ハリ:VARIVAS サクラ・サツキ ブロンズ 4号 (外掛け枕結び)
ハリ:ミミズ2匹(通し掛けとチョン掛け)

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。