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ナマズ 伊藤 雄大

ナマズゲームにシングルフックで挑戦

デイゲームで静岡県内の小河川に行ってきました。
今回の釣行は使用する全てのルアーをシングルフックにして臨みました。

ここ最近の釣行では推定70㎝超のランカーナマズを何回かヒットさせているのですが、全てファイトの途中や、抜き上げ時にバラシてしまい、キャッチには至っていません。
ファイト時のバラシの原因は、おそらくフッキング時の貫通力不足によるスッポ抜け。
抜き上げ時のバラシはフックの強度不足(特にトリプルフックの一本掛かりの時)による伸びが原因でした。
貫通力を上げるには細軸のフックを使用すれば良いのですが、そうすると今度は抜き上げ時の強度が落ちてしまいます。太軸のフックは強度的には良いが、フックが重いことでナマズに吸い込まれにくく、バイト数に対するフッキング率がかなり下がってしまう・・・。
ということで色々悩んだ末、シングルフックを試してみることにしたのです。

シングルフックであれば太目の軸の物でもあってもフックの重量は軽く抑えられます。
また、フッキング時にも複数のフックポイントに力が分散することがないので、貫通力も高いということで、大き目のルアーにはスーパートラウトアドバンスフック[サクラマス]#5、小さ目のルアーにはライトジグアシストEXショート[近海シラス]#4を装着してのテスト釣行となりました。


結果、今回の釣行では残念ながら大型のナマズのヒットはなかったものの、15バイト9キャッチとまずまずのヒット率を残すことができました。この数字はトリプルフックの釣行と比較しても悪くない結果だと思います。
下方向からの咄嗟のバイトにはフックポイントが3方向に向いているトリプルフックに分がある感じもしましたが、後ろ方向からのルアーを追尾してくるバイトにはシングルフックが強い印象を受けました。
また、シングルフックの副産物として、フックを魚から外す作業が非常にラクでした。
素早くリリースして次のキャストに移れるのもシングルフックのメリットと言えるでしょう。


今回は田植えの濁りの入る良いコンディションの釣行だったので、まだまだ色々なケースでフッキング率、バラシ率を検証してみる必要はありますが、初回の釣行としては十分な手応えを感じ、納竿となりました。
次の釣行もシングルフックを試してみようと思います。

[使用タックル]
ロッド:ブラックウィドウ BWC-WC71H-T(流雅チューン)
リール:12アンタレスHG + ZPIイナーシャロングハンドル
ライン:アバニ キャスティングPE SMP 3号
リーダー:フロロショックリーダー 50lb.
ルアー:ジョイントノイジー「プップ」、やわらかノイジー(C-pop改)、ポンパドール
フック:スーパートラウト アドバンスフック[サクラマス]#5
    ライトジグアシストEXショート[近海シラス]#4
※フックはバーブレスにして使用

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。