ナマズ フィールドレポート

念願のビワコオオナマズをキャッチ

毎年この時期になると私は寝不足になる。理由はただ一つ。ビワコオオナマズを狙いに行っているからだ。ビワコオオナマズは琵琶湖水系での河川での釣りが一般的だが、私は本湖でのビワコオオナマズに拘っている。

琵琶湖本湖のビワコオオナマズは通常水深が深い所で生息していると言われ、狙うのは困難。ただ、5月~7月にかけて産卵を意識して浅場にやってくると言われている。その個体を狙っているのだ。

本湖でビワコオオナマズを狙い始めて早6年目。最初の2年間はチャンスもなく撃沈…。そこから何となく釣り方が分かり始め、年に1・2本は釣れるようになってきた。ただ、生態は謎に包まれている部分も多く個体数も決して多くないと思われ、釣るのは極めて困難。ポイントもあまり解明されていないので、私はメジャーなエリアにただただ通っている。仕事が終わってから現場に向かい、体力の限界まで投げ続け、再び仕事に向かう。私は滋賀の大津に住んでいるので、「県内だから近くていいね!」ってよく言われるのだが、私が通っているエリアは琵琶湖の最北端。片道1時間半程掛かる。そこへ何度も何度も通う。決して楽じゃない。決して楽ではないからこそ釣れた時の感動はたまらない。私は本湖のビワコオオナマズに完全に魅せられているのだ。

毎年辛いのだが、今年は色んな意味で辛かった…。基本的に単身で釣り場へ通っているのだが、たまに仲間も来てくれる。

狙い始めて4年目の仲間がようやく念願のビワコオオナマズのキャッチに成功。ランディングした私まで感動してしまった。

今年から本格的にビワコオオナマズを狙い始めた仲間。兵庫から単身で通い続けていたのだが、同行した時に念願のビワコオオナマズ。しかも120cm越えの超特大。私まで感動してしまった。

その翌日も同じ仲間と出撃。仲間が二日連続でビワコオオナマズをGET。正直このあたりから嫉妬心しかない。

私に釣れるのはイワトコナマズばかり。

琵琶湖固有種で大変珍しいナマズ。最初の内は感動していたが、頻繁に釣れるのであまり感動しなくなる…。

私のスケジュール的に今年最後のビワコオオナマズ釣行。「頼むから釣れてくれ!」という願いも空しく、掛けたのは同行した仲間だった。

正直悔しくて仕方なかった。嫉妬心全開である。仲間は「釣れたし帰るわ~」と意気揚々と帰り支度。私は単身残り竿を振り続ける。

仲間が帰った数分後、私の竿に大きな生命反応が訪れる。ラインが沖へ引きずりだされる。足場が悪く一人でのランディングが困難だと判断して慌てて帰った仲間に電話する。幸いまだ近くにいたのですぐに駆けつけてくれた。ゆっくりゆっくり寄せてきて、そして仲間がランディングしてくれた。


ビワコオオナマズ 120cm 12kg

今年も無事に本湖のビワコオオナマズに出会うことができた。

琵琶湖の生態系の頂点に君臨するに相応しい風貌。日本が誇る淡水の巨大魚の一種だ。

肉体的にも精神的にもかなり辛い本湖でのビワコオオナマズ釣り。釣れた喜びと終わった安堵感。そして二度とやらないって毎年思うが、きっと来年も狙いに行くんだろうな。

[タックルデータ]
ロッド: 7.6ft スピニングロッド
ライン: アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 1.5号
リーダー:オーシャンレコードショックリーダー 35LB.
ルアー: ミノー or バイブレーション

< ナマズ 一覧に戻る >

< 一覧に戻る >

ページトップ