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渓流 山本 秀

利根川 本流域の岩魚

6月5日、利根川利根漁協管轄内に釣行しました。

当日、朝の気温10℃、水温10℃と春先を思わせる気候・・水量は平水よりかなり高め、とても寒く最悪なコンディションとなってしまいましたが、時期的にそろそろ大ヤマメが出るのでは!?と腰まで立ち込み、可能性の高いポイントに仕掛けを打ち込みました。

過去、50cmオーバーのヤマメを2本捕ってる場所の近くなので期待は膨らみますが、水量が多く餌を入れられるポイントは限られます。下流にあるダムから遡上してきている可能性に賭け、大きなプールから吐き出される流れが瀬となりゴンゴンと流れる瀬キワに仕掛けを投入し下流の小さなヨレに流し込むと直ぐにアタリがきました。

ハリ掛かりした魚はグングンと瀬の中に突進!「大ヤマメか!?」

水量が多いため、やり取りする場所が制限され魚の動きに合わせられず厳しい体勢でしたが、ラインとハリを信じ、魚と流れの強さに耐え、竿を絞り込み、やり取りが有利になるように魚を誘導。

魚体が見えた!

40cmは超えているが・・「ん!?ヤマメじゃないかな!?」

タモに入れた魚は「利根川の大岩魚」。43cmの本流育ちの岩魚でした。

引き締まった魚体に薄っすら輝かしいピンク色、白い斑紋に背中の虫食い模様、自然美を感じる生命感溢れる美しさ。
気候、水温、水位とコンディションは悪かったですが、良い魚に出会えたことに感謝。

利根川に釣行する際は、水量に気を付けて(テレメーター等で確認、当日は屋形原で0.52)、無理は禁物。安全第一で釣行する様に心がけましょう。

[当日のタックル]
竿:本流竿 8.5m
道糸:VARIVAS プロステージ本流 エクストリーム フロロカーボン 1.2号 9.5m
ハリス:VARIVAS プロステージ渓流 エクストリーム フロロカーボン 1号 40cm
目印:VARIVAS エクセラ鮎 みえる目印 グリーン×2、オレンジ×1
オモリ:VARIVAS スーパーエコオモリ 4B×2
ハリ:VARIVAS サクラマス・サツキマス」 ブロンズ 4号 外掛け枕結び
餌:ミミズ2匹 通し掛けとチョン掛け

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。