その他 フィールドレポート

南米 ガイアナ共和国釣行 第三部

フィールドテスターの乃村弘栄です。ガイアナ釣行レポート第三部になります。
第一部はこちら
第二部はこちら

再び朝がやってきました。前日の夜に遭難しかけたのが嘘のように平和な夜明け。

昨夜あのままエンジンが掛からなかったらどうなっていたのか。冷静に考えたら怖くなってきました。まぁ、何はともあれ無事だったから良かったです。出発前に「死なない程度のハプニングを期待している」と、身内には伝えていました。こういった刺激が堪らない。朝食を食べ終え、久しく体を洗っていないので洗うことに。と、いってもキャンプしているのでシャワーはありません。川に入水して適当に洗います。今回は初の南米ということもあり衣類は少し多目に持参してきていたのですが、結果的に2、3枚しか着なかったです。服を着たまま入水してゴシゴシしてそのまま釣りへ。最初は濡れていて肌寒く感じましたが、速乾性の服なら釣りをしてるとすぐ乾きます。体臭が気になるところですが、皆同じ条件なんで問題なしです。

この日から反応の悪いピラルクーを諦めて、鯰を狙うプランに変更。ガイアナには数多くの種類の鯰が生息しており、鯰好きにとってはパラダイス。何が釣れても嬉しいのですが、やはり大本命は南米最大の鯰と言われている「ピライーバ」 最大は3mにもなると言われています。期待を胸に鯰釣りへ。

まずは餌となる魚を釣るためにルアーフィッシング。相変わらず「ピーコックバス」は反応良好でコンスタントに釣れてきます。

しばらく釣りを続けると同船者にHIT。あがってきたのは「アロワナ」 同船者はずっと釣りたいと言っていたので釣れた瞬間叫んでいました。

餌となる魚を充分確保できたら、いよいよ鯰釣りの開始です。仕掛けはオモリと針だけのシンプルな形。それを投げて待つだけなのですが、鯰は川の流心にいることが多いらしく、遠投もしくはボートで仕掛けを投入し、上陸もしくはボートを岸際に寄せてアタリを待つスタイル。

今回は大物用のタックルとして、200m&300mのラインを巻いた2セットを用意。しかし、遠投の場合は200mで足りますがボートで仕掛けを投入する場合は100m以上ラインを出す場合もあります。そこから大物が掛かるのでラインは300m以上あった方が無難だと感じました。ちなみに私はVARIVAS アバニ キャスティングPE SMPの8号 300mをメインに使用。

さまざまなポイントに仕掛けを投入しましたが、なかなか鯰からの反応がありません。釣れるのは「ピラニア」ばかりです。

ピライーバはピラニアが大好物らしくそのまま投入することもありました。ちなみにラインを傷つけないように歯は全部折っておきます。

アタリがないまま夕刻へ。久しぶりにロッジに帰ります。

残された釣行日数は後1日。(やばいな…)ルアーフィッシングでは満足な釣果を得ていたが、せっかく南米まできたのだ、自分より大きな魚を釣ってみたいという思いは強い。夕食を食べ終わるとガイドが「お~い! キャンプに行くぞ!」と、言い出しました。

チャレンジできる期待感と、(久しぶりにベッドで寝れると思ったのに)という気持ちが複雑に入り乱れました、もちろん釣りたい気持ちが勝って鯰キャンプに行くことに。仕掛けを投入して寝て待つスタイル。

鬱蒼と茂る密林の奥地、満天の星空の下、息を殺してアタリを待つ。緊張感漂う中、ガイドは「タライロン探しに行こうぜ!」と、言ってきます。集中させてくれよw 私の担当のガイドは色んな意味で本当に面白い。

渋々、タライロンを探しに行きました。暗闇の中からガイドはナイフだけで「タライロン」を捕まえます。

「ピライーバはタライロンも大好きだ!」と、言うので私の竿に付いてる餌をタライロンに交換しました。この行動が後に奇跡を呼んでくれることになります。しばらく竿先を見つめていたがアタリはない。ガイドは「ここにピライーバが現れるのは1時~3時の間だ! 今は待っていても仕方ないから寝ろ!」と、言っています。そうは言われても期待と興奮で全く眠気が来ない。アルコール度数がきつい酒を無理矢理煽って寝ることにしました。

ジィィィィィィィィィィィィィィィィィ!

突然のドラグ音で目が覚めます。寝起きなので、一瞬何が起きたか分かりません。残念ながら魚は掛かりませんでしたが、ガイドの言う通りピライーバは確かに現れました。時計に目をやると4時。1時間違うじゃないかw その後は起きて待つことに。しかしピライーバからの反応は途絶えました。夜明け目前(駄目か…)と思っていたら、

ジィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!

再び私の竿にアタリがきました。今度はフッキングも決まりピライーバとの闘いが始まります。しばらくのやりとりの後、ついにピライーバが浮上してきました。

測ってはいませんが、私よりは確実に大きい。重量も私よりある。ついに自分より大きな鯰を釣ることできました。


こんな刺激を求めて地球の裏側まで来たのだ。感無量!

ピライーバを釣り上げ満足した私。釣行最終日は同船者のフォローに回ることに。苦戦したが最後の最後に同船者もピライーバのキャッチに成功。

ハッピーエンドでガイアナ釣行の幕が下りました。

メンバー全員での釣果で考えると、ピラルクー・ピライーバ・ジャウー・レッドテール・ピーコックバス・ビックーダ・アロワナ・ピラニア・カショーロ…etc と、多種多彩な釣果!









最高の環境で、最高の仲間達と、最高の時間を共有できました。最高の思い出。ガイアナ最高♪

[タックルデータ]
■ルアーフィッシング
ロッド:HIDEUP MACCA N-SPEC
ライン:VARIVAS 怪魚PE Si-X VAMOS 5号 + ワイヤーリーダー

■ピラルクー用
ロッド:8.3ft GTロッド
ライン:アバニ キャスティングPE SMP 8号 + オーシャンレコードリーダー 180lb.

■鯰用
ロッド:8.3ft GTロッド
ライン:アバニ キャスティングPE SMP 8号 + オーシャンレコードリーダー 220lb.

< その他 一覧に戻る >

< 一覧に戻る >

ページトップ