その他 フィールドレポート

山笑う長野県梓川の銀鱗

渓流フィールドテスターの山本です。
GW、自宅で過去の自分の釣りデータを読み返していて、ダムからのヤマメ・アマゴの遡上実態についてフッと思いついたことがありました。それは、何かの釣りの本に書いてあった「遡上河川の距離が長ければ4月前後から遡上、距離が短ければそれ以降」との情報。100%その通りではないのでは!?との疑問を抱き思い返してみると、地元利根川の上流域、綾戸ダムからの遡上魚は5月上旬から手にしたことがあるし、その頃は雪代が少し落ち着いた頃、それにしても水量は多い。最初のダム遡上はもう始まっているのではないだろうか!?と考え、似たような条件の河川として長野県梓川の上流域を選択。私の所属倶楽部の梓川沿い在住の三浦さんに連絡を取り、河川状況を確認して一路安曇野へ行くことに。新島々駅近くで三浦さんと待ち合わせして、再度状況確認をして条件に合いそうなポイントを選択してもらい、午前6時に入川しました。5月とはいえ、上高地の直ぐ下。気温6℃と寒く、着込んだ服の上に「VARIVAS ドライアーマー ショートレインジャケット」を着て風対策です。

山肌には所々に山桜が花を咲かせ、薄い緑の葉が爽やかな芽吹きを始めた頃。「ハウチワカエデ」の赤い枝に垂れ下がった薄緑の葉と真紅の花に目が止まり、川沿いには「キビタキ」や「ミソサザイ」が忙しそうに、崖には「ニホンザル」の一家。「アオゲラ」のドラミングが時折聞こえ、春を感じる渓で、「山笑う」言葉にピッタリな自然でした。

仕掛けを打ち込んで2投目で直ぐにアタリがありましたが合わせが遅れて掛からず…しかし狙い通りに魚は居ることが分かり、居着きの魚か遡上魚か!?
開始1時間ぐらいで流れの吹け上がりで明確なアタリ。確実にアワセを入れると魚は上流の深場へ突進。スピードが速いが、竿捌きで往なし上流に自分も走り有利な態勢を保持します。銀色の魚体が見え遡上系ヤマメかアマゴと確信し、手前に誘導してタモ入れ。

ギンピカの薄っすらパーマークが残る魚です。写真を撮ってよく見ると朱点が少し入っている…アマゴ。ダム遡上のアマゴ31センチでした。狙い通りの釣果でとても嬉しく、魚体の美しさに暫く見とれてしまいました。

時間がまだまだ早いので、このポイントで粘ることに。
岩盤のキワや駆け上がり、流れ込み等、考えられるポイントに仕掛けを送り込み魚信に対し身構え集中。10時を少し過ぎた頃、芯キワから女波に向かう流れでアタリ。1本目と同じで、深い方へと突進を繰り返し、泳ぎがとても速いが、2本目なので魚の泳ぎを落ち着いて見ながらの竿捌き、浮いて来た魚対は1本目よりは大きい! タモに入れ、魚体を見て驚きました。
銀鱗って言葉は正しくこのこと。輝く銀色の中に微かに朱点が見える、パーマークは無い…。
湖沼型(この場所ではダム)のサツキマス!?


<37.5cmのダム遡上のサツキマス>

過去の自分なりのデーターから河川を選択しての2本。とても嬉しい釣果となりました。
私の河川条件から、ポイントを選択してくれた三浦さんに感謝です。ありがとうございます。


<31cmと37.5cm>

ここまでは梓川のレポートですが番外編。

GW前の土曜日、長野県千曲川上流の本流筋でヤマメ釣りをしてきたときのこと。8寸から9寸のヤマメが数匹釣れましたが、得体の知れない魚影を一緒に釣行した友人が確認。ヤマメの仕掛けから大型ヤマメの仕掛けに変えて、三投目。
掛かりました。
水深1.5メートルの底波に乗り、下流に突進し穂先が水面に付くか付かないかの状態で、VARIVAS プロステージ本流 エクストリーム 1.2号が糸鳴りし、下流に動けず、ラインを信頼しての取り込みでした。


<51cmの鼻曲がり>

春の産卵期を終えた個体らしく姿は厳つく怒っている様な虹鱒。漁協の組合員の方が川に下りてきて魚体を確認して驚いていました。3年前に釣り大会で放流した魚らしいのですが、「ここまで育つとは…」と。

推定4・5年魚の虹鱒。

GW中、良い魚に巡り合えまして良い釣行となりました。

[当日の仕掛け](梓川・千曲川)
竿:  8.5m
道糸: VARIVAS プロステージ本流 エクストリーム[フロロカーボン]1号・1.2号
目印: VARIVAS みえる目印 オレンジ×2・グリーン×2
オモリ:割りビシ 特大・大
ハリス:VARIVAS プロステージ渓流 エクストリーム[フロロカーボン]0.8号・
    VARIVAS プロステージ本流 エクストリーム[フロロカーボン]1号  35cm~45cm
 道糸とハリスの結びは、
 ●同サイズ=ブラッドノット
 ●異なるサイズ=細い方を折り、2本にして、太い方とブラッドノット
 ●より戻しを使う場合=漁師結び又はクリンチノット
 ※根がかり等で、ラインが長く切れて川に残らないように、ハリスを使った仕掛けを推奨します。
ハリ: VARIVAS サクラマス・サツキマス 艶消し赤 2号・ブロンズ 3号
餌:  ミミズ2匹チョン掛け・ブドウ虫2匹掛け

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