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渓流 山本 秀

長野県千曲川で尺上ヤマメ・尺上イワナ

梅雨の真っ只中、地元群馬県利根川は取水制限で川は渇水となっている。こんな時は県外に行って楽しめればと、6月19日(日)長野県千曲川(南佐久南部漁協協同組合管轄内)に釣行した。

当日の朝まで釣行場所を何処にしようかと悩んでいたのだが、私が支部長を務めている釣りクラブ「三重渓流倶楽部 関東支部」に新規入会した埼玉の小林雄一郎さんから連絡が。会話の末、私が28年通い続けている「千曲川で合流しましょう。」と話が進んで千曲川に決定。

午前7時30分に前橋を出発し、現地到着は10時15分。出遅れにて完全に「ドライブ兼、釣行」となるが、ガツガツせず「楽しむこと」が一番の釣り。昼近くに小林さんと合流し釣りを開始した。

開始早々、平瀬の少し深くなっている場所に仕掛けを打ち込んで5投目、力強いアタリを合わせると、水深20センチの瀬を上流に向かって背ビレを見せながら走り回るヤマメ。水流を受けて重く感じるヤマメの力を感じながらタモに掬い入れると、体高のある31センチ。

幸先良く尺上が釣れ、とても嬉しい。
その後小林さんにヒット。28センチのヤマメ。

ポイント移動せずに二人共、1尾目が尺ヤマメなので夕方までの釣果を妄想・・・。

やや下流の深瀬に移動して試行錯誤を繰り返していると小林さんにアタリ。28センチのやはり体高のあるヤマメ。
小林さんの写真を撮ろうかと会話を交わしながら下流に二、三歩歩き出し、流しきりでピックアップしようかと思ったらひったくるようなアタリ。何やら重たく底をスムーズに泳ぎ回る魚。
オレンジの斑点が鮮やかなイワナの31センチ。

続いて26センチのヤマメ。

下流に移動しながら釣り歩き、再び深瀬にたどり着き、時より降る雨が川面を叩き、釣れる予感が・・。

流し始め、すぐさまアタリ。今までとは違うかなり力強い引き。河川、水量、魚に対してのタックルバランスは完璧。
余裕でタモに入れると幅広33センチのヤマメ。

1メートルほど下流に下がり二投目。またまたアタリ、これもまた力強く、「まさかの尺ヤマメの連荘!?」
なんとまたもや尺ヤマメ。
31センチ。

竿を振る直ぐ後ろで「オオヨシキリ」が騒がしく鳴いている声。何故か心地よく耳に入る。

三投目もアタリが来たのだけれど、アワセ遅れで掛からず。
が、すぐ下流の浅い瀬でアタリ。
29センチヤマメ。

どの魚体も幅広のパーマークの美しい魚達。

夕方、最初のポイントに入り、羽虫達が発生すると同時にあちらこちらで大型ヤマメのライズが・・。
あれだけ攻めたのに、まだまだこんなにも魚が居ることに驚愕し、結局18時30分まで川に立ってしまった。

千曲川の美しい自然の中、楽しい釣り仲間と楽しく釣りができたことに感謝して帰路に着いた。

[南佐久南部漁協協同組合]
長野県南佐久郡小海町大字小海3981-1
TEL. 0267-92-2167 FAX. 0267-92-4766
渓流年券 ¥8,400
日釣り券 ¥1,700
現場日釣り券 ¥2,400

[当日の仕掛け]
竿:  8m 硬中硬
道糸: VARIVAS プロステージ本流 エクストリーム[フロロカーボン] 0.8号 8.5メートル
ハリス:VARIVAS プロステージ本流 エクストリーム[ナイロン] 0.8号 30〜45cm
    ・穂先への結びはクリンチノット。
    ・道糸とハリスの結束はブラッドノット(ナイロン側は折り返す)、サルカンを付ける場合は、共にクリンチノット。
目印: VARIVAS みえる目印[極太] 上から オレンジ×2・グリーン×2
オモリ:VARIVAS スーパーエコオモリ 3B・4B (オモリガードとしてシリコンチューブ0.5mmを1.5cm。)
ハリ: VARIVAS サクラマス・サツキマス ブロンズ 1号
    GRAN 渓流鈎 きじブドウ虫 2号(ハリの結びは、外掛け枕結び)
餌:  キジ2匹通し掛け

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