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渓流 山本 秀

今年初の利根川釣行 ~尺上ヤマメ~

利根川河川敷のニセアカシヤの香りが漂い、何処からか流れ着いたヒナゲシの花の色、行き交うハグロトンボと、いよいよ大ヤマメのシーズンを迎えた利根川に今年初のヤマメ釣りに。仕事の都合でなかなか釣りに行けなかったのですが、飛び石連休を利用しての2日間、楽しんできました。

〜1日目〜
当日の朝、私は単身赴任のため、職場から自宅の前橋に戻り、高崎で所用を済ませ、年券を買うために沼田市へ。ポイントに着いたのは正午少し前。正味4時間ほどの釣行となってしまいました。狙うは利根川の大型魚! 今年初利根川なので楽しめれば幸い。と、駄目元で、ラインは太めを選択。毎年こなしている様にポイントを上から下へ探り、怪しい場所をしつこく探ってみましたが、風の強さと、平水より少し高めの水位で悪戦苦闘。

小さなアタリはあるものの風の影響でアワセが決まらない。15時頃から風が弱まり始めたので、小さなアタリを捕ろうとタックル変更をし、一番アタリが出たポイントに仕掛けを投入すると答えは直ぐに出ました。


33センチの虹鱒


二投目も直ぐに掛かり31センチのヤマメ

フッキングしてから、増水気味の強い流れの中を縦横無尽に泳ぎ回る力強い魚体にもしっかりと刺さり、魚に負けない「VARIVAS パワーサーモン 2号」での釣果。一日目は粘らずに終了としました。

〜2日目〜
朝一番で、桐生の渡良瀬川。渡良瀬川のポイントを少し探索してから利根川に移動しました。水温13度、長時間、腰まで立ち込み凍える寒さも3mm生地の「VARIVAS DXドライタイツ」のおかげで快適です。

前回とは違うポイントですが、毎年何回も通うポイントなので、いつもの流れの周囲を広範囲に探ると強い流れの底から強いアタリが出ました。アワセも決まり竿で捌きに入ります。ヤマメ特有の段引きを繰り返す魚に合わせ、立ち位置を変え、魚を寄せてタモ入れ。


体高のある29センチのヤマメ

まだ居る気配を感じて近くの流れのレーンに仕掛けを投入すると、直ぐにまたアタリがきました。先ほどの魚より、強い流れの中での速い動きでしたが、糸にパワーがあるので軽々とタモ入れです。銀色の「戻り」と呼ばれているヤマメです。


サイズは29.5センチ

その後25センチのヤマメと30センチの虹鱒を追加しました。

今年初ヤマメ釣りでの嬉しい釣果となりました。

[当日のタックル]
竿:  本流竿 8.5m
道糸: VARIVAS プロステージ本流 エクストリーム[フロロカーボン] 居着きヤマメ・戻りヤマメ  1.2号 9.5m
ハリス:VARIVAS プロステージ 本流 エクストリーム[フロロカーボン] 居着きヤマメ・戻りヤマメ  1号 30〜45cm
    ※穂先へはクリンチノット、道糸とハリスはオルブライトノット、サルカンを付ける場合は、共にクリンチノット。
目印: VARIVAS エクセラ鮎 みえる目印[極太]
    ※上から、オレンジ×2・グリーン×2
オモリ:VARIVAS スーパーエコオモリ 3B・4B 
    ※ポイントにより変える。オモリガードとしてシリコンチューブ0.5mmを1.5cm。
ハリ: VARIVAS サクラマス・サツキマス 3号・4号(艶消し赤・ブロンズ)
    VARIVAS パワーサーモン 2号・3号・4号
    ※ハリの結びは、外掛け枕結び
餌:  キジ2匹通し掛け

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。