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船 南村 健治

湾タチで初釣り・・・よもやの2連チャンで竿先うっふん!!

年末年始、釣りをする者の大事なイベント、といえば竿納めと初釣り。こんな時の行く先は定宿がぴったり。常連と船長を交えて、どうもどうもなどと一年のお礼。そして、新年は今年こそ大漁でありますように、などと一年の寿ぎのご挨拶。

となれば、竿納めは通い慣れた兵庫県・須磨の純栄丸へ。タチウオ狙いかな、とHPを見ると「メバル、潮の都合でメバルに行きます」、とある。30日に予約を取って、午前6時河岸払い。「暗いうちが勝負やで~~」と船長。我が意を得たり。胴突き4本バリ。配られたエサはシラサエビ。オモリ15号で底取り。隣の人に1匹目。そして、2匹目、3匹目。いずれも23cm前後の良型。こちらは反応なし。5匹目、6匹目と釣れ上がって、うん?ワームを使こたはりますやん。と云う事で陽が昇って時合終了。小さなメバルとガシラで竿納め。惨敗。

で、お正月の三ヶ日。呑んで喰ってを繰り返して、惨敗気分を忘れてお屠蘇気分。4日に同じく純栄丸へ。

初釣りは大阪湾タチウオ、「湾タチ」です。笑顔笑顔で今年もよろしくのご挨拶。そして、午前6時に河岸払い。洲本沖で1投目。水深が80m。底から15mでコツンと反応。即合わせで、90センチクラス。新年1投目、初アタリをアワセて、幸先よ~し、です。
2投目、同じタナでドンッとものすごい喰い上げ。ゴツンとアワセて竿先がフワリ。朝の時合いの真っただ中、リーダーが切られて、焦りまくりで補修終了。テンヤにイワシを括りつけて、船べりからポイ。しかし、どいうこと???、、、、、リーダーと繋いでないがな、、、、、、、
そんなこんな、初釣りで思わぬ失態があって、この日は15匹。ご一緒した浅井さんがドラゴンクラスを入れて16匹。

二人ともそこそこかなと思っていると、トップが26匹。惨敗。

惨敗を2回も続けてはいけません。ということで、あくる5日によもやの2連チャン。同じく純栄丸でタチウオ狙い。「毎度おおきに~」の冷やかしを背中で応えて、この日は須磨沖でスタート。ラインはいつもの「アバニ ジギング10×10 マックスパワー」の2号。水深が80m。轍を踏まないように、マジでリーダーとテンヤの繋ぎを確認して1投目。底から10mで軽い喰い上げアタリ。即合わせでメータークラス。2匹目も同じタナでメータークラス。昨日の洲本沖よりサイズがいい。本来この時期は須磨沖より南に下がった淡路島・洲本沖がメインになるのだけれど、船長判断は須磨沖。それが正解だったようで、船内でもバタバタと上がりだして、いい群れを見つけたのか、しばらくはこのままの流し。
と、竿先が浮くような引き込むような、タチウオがテンヤに触れてるような触れてないような、手元には伝わってこない微妙な感触、胸騒ぎ。竿先うっふん状態。ガチンッと合わせて、、、、、そうやね、ドンッと激しい喰い上げ。コツンと軽い突っつき。ツンッとした引き込み。タチウオのアタリはいろいろあるけれど、この頻繁には出ない「竿先うっふん」でのアワセが究極のアワセやね、などとゴンゴンと強い引きを楽しみながら、独り言つ。
上がって来たのは120cm超えのドラゴン。

しかし尻尾がない、というか、切れた尻尾から血が滴り落ちて、古傷なら仕方がないが、まさに上げてる途中で他のタチウオに喰われたのがなんとも残念。120cm未満ではドラゴンと呼べない。後半はタナが底近くになり、アタリも遠くなって、22匹で竿終い。

竿頭でしたが、それは別にして、胸騒ぎの竿先うっふんアワセが3~4回決まって、自分でいうのもアレですが、めでたしめでたしで、この日を2016年初釣りとしたのでありました!?

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