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船 南村 健治

イカメタル・・・わんさか釣行記

7月の31日、兵庫県浜坂沖でケンサキをわんさわんさと釣って、勢いに乗ったまま、再び、8月の10日に浜坂へ。ところが、大阪を出る前に「釣れてませんよ、来んほうがええよ」と飛龍丸の船長から連絡。膨らんだ風船の持って行き場がなく「とにかく行こっ!釣れんでも行こっ!」と午後6時に浜坂の港。

「水温かな?、潮かな?」理由ははっきりせんけれど、とにかく釣況は悪いと船長の嘆きにも似た念押し。
メタル組と胴突きスッテ組に分かれて、ボクはとうぜんメタル。ラインは「アバニ エギングPE ティップラントリコロール」の0.6号。ロッドはイカメタル専用モデル「ViOLENTE ティップランソリッド VLE-71TR-UL-S」。この日のポイントは前回と同じ、水深が25mと浅場。ここでの要領を少しは掴んでいるので、赤白の10号メタルにブルーラメの2号エギ。このところの鉄板。底取りをして、軽くしゃくって、ステイ。日があるうちはアカン、昨日は10時を過ぎてからポツポツ釣れた、とかで、じゃあ、ゆっくりと構えていたけれど、日が沈んで少しして、イカメタル初めての酒井さんに初ノリ。少し遅れて、ボクに。


タナは底から3mくらい。しかし後が続かず。タナ探りをし直して、20mくらいで1~2匹。15mくらいで1~2匹。タナが安定せず、期待の10時を過ぎて、やれやれ、もう11時。船長が云う「入れポンタイム」もなく、予想通りの惨敗でボクは21杯。他の人は3~15杯。

そして、8月12日。今回は兵庫県の瀬戸内、明石の舞子から大ちゃん丸で河岸払い。ポイントまで10分。明石大橋近くで、底取り。水深が10m。潮が速いかも、ということで10号メタルを使かったけれど、意外とそうでもなくて、5号メタルのやはり赤白。10号メタルでもアタリはよく取れたけれど、5号に替えて、なおさらアタリがよく出た。竿先をコツンと弾いたり、クンッと軽く押さえたり、釣れるケンサキは胴長10センチくらいから15センチ未満と小ぶりだけれど、タナが7mと安定して、ひっきりなしに、それこそイカがわんさわんさと押し寄せる感じ。この日もイカメタル初めてという山本さんも「めちゃ、おもろいやん」とすっかりハマった感じ。終わってみれば、30~40杯平均でボクは52杯。



で、調子に乗って、8月18日、雨模様だったけれど、再び大ちゃん丸へ。わんさか釣れる~~~と思いきや、この日は17杯。すっかりトーンダウンしたけれど、前回は特異日。この辺りの平均釣果が10~25杯だから、まさに平均釣果。そのなかで、20杯を超えた八尾さんが釣り女子の面目躍如。



そして、「イカメタル・わんさか釣行」、8月22日に福井県の敦賀・色浜の日吉丸へ。

かなり以前から予定をしていて、その時の情報では胴長30センチクラスが一人50~70杯。わんさか釣れてるう~~だったけれど、釣行日の数日前から、激渋。一人0~10杯というありさま。萎んだ風船でもなんとか工夫をして膨らます、というのが釣り人の倣い。午後6時に敦賀・色浜の港を出て、航程30分。この日もメタル組と胴突き浮きスッテ組に分かれて釣り開始。激渋と言われるだけあって、メタル組は底狙い。日が沈む少し前に、日置さんに30センチクラスが船内初ノリ。ときに釣況は急変するもの。イケるん違う、と思わせたけど、激渋は激渋のままで、船に灯が点って、森岡さんにダブル。

しかし、それも束の間。有利なはずの胴突き浮きスッテは何故かもっと悲惨で、ノリがまったくなし。ボクも8時を過ぎてもアタリなし。水深が65m。メタルは15号。3~5mピッチで、底を探れど、上を探れどアタリなし。9時を過ぎて、30m辺りでフォールを繰り替えしていた「VLE-71TR-UL-S」のティップがフッと軽くなった。グンッとアワセを入れると、やったやった、イカの重みがズンと手元に伝わって、30センチクラス。しかし、次も同じタナで、というわけではなく、悪い時の典型パターン。タナがころころと変わって、イカが群れているというのではなく、薄く散らばっている感じ。なんとかせねばとメタルやエギのカラーの組み合わせをいろいろ変えて、最終的なチョイスはオレンジとグリーンのメタル、浮きはレッドラメの2号エギ。上手く決まったというほどではないけれど、レッドラメの2号エギにけっこう反応して、この日の釣果は11杯。ツ抜けは15名中、日置さんの12杯と南村の二人だけ。


他の人は0~4~7杯くらい。
よい日にあたったり、わるい日にあたったり。「イカメタルわんさか釣行」の今後の顛末は、果たしてどうなるのか、、、、、、、、。

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