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船 宇田川 亘

東京湾のイシモチ好釣

東京湾の横須賀沖でイシモチが好調に釣れています。小型の部類の魚ですが強いアタリと強い引き、白身で淡泊ですが冬は脂が乗りどんな料理でも美味しい人気のターゲットです。
今回は2月4日に富津港の浜新丸から釣行したレポートです。千葉県側からの出船は7時半、神奈川県との協定で釣り開始は8時からですが、寒い朝にのんびりと釣行できるので楽ちんです。濱名船長の操船で定刻に出船。私は右舷ミヨシに座り仕掛けの準備をします。竿はSEA STAGE LTヒラメ 220-73を使用しました。オモリ負荷15〜60号なので、30〜40号のオモリを使うイシモチにはピッタリ。

仕掛けは胴突き3本を使用。YHビーズを使用することで予備のハリを結んで用意しておけば、ハリの取り換えもスムーズに行えます。ハリス・幹糸は信頼の高い船ハリスを使用しました。ポイントの水深は30m前後で底は砂泥地帯です。エサのアオイソメは大きいものは2つに切って房掛けにします。小さいものは2尾掛けに、エサは大きいほうがアタリは出やすいようです。

イシモチ釣り方は簡単です。オモリを底に付けて「トントン」となる状態で待ちます。アタリは「ガタガタ」と竿を叩いたり、「ガツガツ」ときたりとダイレクトにきますが、意外にハリ掛かりしないアタリが多く苦戦するのも楽しい釣りの一つです。それでも食いが立つと群れで移動しているので入れ食い状態となるので、初心者の人や子供さんにも人気の釣りです。私の最初に竿を叩いたのはイシモチではなくカサゴ。イシモチは途中で何回も「ゴンゴン」と引くので違いはすぐに分かります。船中ではポツポツと釣れ私にも25cmの良型が釣れました。

一流し目はアタリが遠く船長は少しポイントを移動しました。周りの船ではポツポツと釣れているのが見えるので気合が入ります。すると船中でバタバタと釣れ出しました。



中盤からは曇り空となり冷たい風も吹き(翌日は雪でしたよ)、手がかじかんでエサ付けがままならなくなり苦戦しましたが、30cm級の一荷を含め時々入れ食いタイムもあり、13:30に船長の合図で竿を納めました。今回使用したSEA STAGE LTヒラメ 220-73は、カサゴ・ソイ・メバルにも対応しているので、竿の調子もイシモチ釣りのもベストマッチでした。

船中の釣果は19〜30cmのイシモチが48〜81尾。カサゴ・シロギスが混じって全員大満足の釣行でした。私はシロギス5尾・カサゴ6尾・イシモチ81尾でクーラーいっぱいの釣果でした。


釣ったイシモチは2・3日寝かせてからの刺身や干物・フライ・香草焼きと十分に楽しめ、近所にお裾分けもでき大変喜ばれました。横須賀沖のイシモチは、魚影も濃く数が釣れます。強い引きを味わいたいならば今ですよ。

[当日のタックル]
竿  :VARIVAS SEASTAGE LTヒラメ 220-73
リール:シマノ フォースマスター 400
道糸 :VARIVAS スーパーコンダクター船LS4 1.5号 200m
ハリス:VARIVAS 船ハリス 2.5号 20〜25cm
幹糸 :VARIVAS 船ハリス 4号
ハリ :ネムリセイゴ 12〜14号 
接続具:ヤマシタ YHビーズ Sサイズ 
オモリ:30号

[船 宿]
内房 富津港 浜新丸
Tel. 0439-87-4967

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。