大阪湾でのタチウオ釣りが佳境に入った。大潮周りより小潮、とくに長潮、若潮で喰いが立つ傾向にあるが、必ずと言えないところもある。その長潮、若潮が済んで潮が大きくなりかける10月20日に須磨の純栄丸に乗った。

河岸払いは午前6時。ポイントはいつもの神戸沖。水深が70m。ラインは「アバニジギング10×10マックスパワー」の1.5号。以前は3号を使っていたが、強度よりも糸フケを少なくしタチウオの微妙なアタリを取ることを選んだ。この日の相客は11名。中乗りの社領さんも竿出し。隣り合わせに座ってアタリダナの情報交換。底から15mくらいでコツンッとアタリ。社領さんも同じくらいで反応があり、ガツンとアワセ。取り込んだのは指幅6本サイズ。ボクもアワセを入れて、リーリング。しかし軽い。上がってきたのは70センチくらい。思わず目が合って、苦笑い。

しかし、アタリダナが判ったので、前後10mを重点的に攻める。コツッ、ゴツッ、ゴンゴン、、、、、、連続して取り込み。潮のわりにはアタリがよく出る。もちろん、アワセ損ねもあって、それもタチウオ釣りのオモシロさ。サイズは90～100センチが多い。ただ、今シーズンは120センチ超え、ドラゴンをまだ釣っていない。船が潮上りを繰り返し、水深が80m。底から10mくらいでコツンとアタリ。即アワセするが外れ。そのまま1m巻いて、コツン。これもアワセきれない。竿先を下げテンヤを揺らすと、コツン。即アワセで今度はガツンとハリ掛かり。竿が大きくのされて、タチウオと引っ張り合い。重い引きから120センチ超えのドラゴンかと思ったけれど、117センチ。今シーズンのタイ記録。そして、この日の釣果も30匹と、シーズン自己記録タイ。120センチ超え、30匹超えのシーズン記録の更新を次回の楽しみとした一日であった。