船 フィールドレポート

モンスター級が出現!

寒い冬が終わり、暖かい春に近づくとよく聞く言葉に三寒四温があります。三日寒い日が続き、四日暖かい日が続く。これを繰り返して春に向かうと言う意味ですが、ここ数年は春と感じる季節が短く、すぐに暑くなる夏を迎えてしまい季節感がありません。それでも3月を迎えると例年通り東京湾でマゴチ釣りが開幕しました。照りマゴチと言われますが、活きエビを使ったマゴチ釣りは水温が上昇するまでの釣り。エビエサはエサ盗りの少ない時期に使い、水温が上がってエサ盗りが多くなるとハゼなどの活エサで狙います。千葉県富津港でも3月19日にエビマゴチが開幕すると聞いて、開幕当日に富津港の川崎丸へ釣行したレポートです。

当日は8名の釣り人を乗せて7時に出船。港を出て航路を抜けると数分でポイントに到着です。出船までに道具の準備をして仕掛けをセットし、エサを付ける状態までしておかないと慌てることになります。私の釣り座は右舷ミヨシ2番で出船前に準備は完了。先行して開幕した神奈川の船宿では、良い日で竿頭は5本前後と好調で期待十分です。

今回の道具は7:3調子のLTヒラメ竿と、7:3調子のLT用竿(欲張って竿を2本出しました)。小型両軸リールに道糸は「タイトテンション4ブレイド工法」で、伸度4%を実現した小船マスターPE LS4を使用し、釣行前にはラインへの水の浸透、汚れの付着を防止する「PEにシュッ!プロ仕様」を吹きかけました。仕掛けはいたってシンプルで中オモリとして使う15号の三日月オモリに、ハリスは潮色に溶け込み、喰いが立つグリーンハリスのハードトップ船ハリス 1.5m。マゴチ専用のハリに糸ヒューズを7回ほど巻いて、エサのエビを安定させます。



エサのエビはサイマキ(クルマエビの小型)で、乗合料金に5尾分は含まれていますが、追加は1尾100円となります。私は2本竿だったので最終的に15尾追加しました。弱って動けなくなったエサはすぐに取り換え、フグやコウイカ(スミイカ・シリヤケイカなど)にも食われるので普通は10尾追加くらいでしょうか。飯塚船長の合図で、サイマキのケンを折って口からハリ先を入れて、頭の黒い部分を避けて頭にハリ先を出します。黒い部分は脳で、ここを傷つけると即ダウンとなるので注意が必要です。

オモリが着底したら糸フケを取り、1mほど巻いてアタリを待ちます。潮の流れでエサが底から10cm前後を泳ぐのがベストで、エサに泥やごみが着いていたら底を引きずっているので少し上げます。潮の流れ具合によって50~100cmタナを切ります。アタリは鋭い「コンコン」が続き、食い込むと竿が大きく引き込まれるのでここで竿を立てて大きく合わせます。後は水面まで巻き上げて玉網のアシストで完了です。水深は13~16mで何度かタナを取り直してアタリを待つと、1流し目から前記のような「コンコン」が来ました。「コンコン」は何度か続きましたが、一向に食い込む本アタリが来ません。下げ潮が良く流れているので食いは良いはずなのですが。やっと来た本アタリで合わせると竿は大きく曲がりましたが、リールを巻き始めるとすぐに引きや重さが無くなり痛恨のバラシ。仕掛けを回収するとエサのエビは頭の手前まで挟まれた状態でした。

気を取り直してしてエサを送り込むと、今度は置き竿にアタリが。しかし本アタリの前にマゴチはエビを離してしまいました。手持ちの竿にも直ぐにアタリ。船中で誰にもアタリが無いのに、手持ちの竿に3回目のアタリか到来。これも前回同様にエサを離してしまいました。1日で何回もない本命のアタリを3度連続で逃すなんて! しばらくすると左舷大ドモのマゴチ初挑戦の方に40cmオーバーの本命が上がりました。船長はアタリが無くなると潮回りをします。すると何度目かのタナの取り直しで、「ゴン」のアタリのあと、「ギューン」といきなり食い込み引出しました。慌てて竿を立てるとLTヒラメ竿は大きく曲がり、強烈な引きが襲ってきました。巻き上げ途中は何度も強く引き込み、ようやく水面に顔を出したのは61cmのモンスター級のマゴチ。水面に顔を出した時には一瞬ワニかと思いましたよ。


この大型を皮切りに船中でポツポツと釣れ右舷ミヨシの釣り人に40cm級が、左舷ミヨシでも40cm超えが釣れました。

しばらくすると私に本日最少の34cm、左舷ミヨシでは60cmを超えるスズキ、再び私に40cm。下げ潮が効いていた10時までにアタリは20回くらいありましたが、食い込まないアタリや早合わせ、高切れなどで釣れ上がったのは6本。その後は拾い釣りになり私に2本、操船の合間に竿を出していた船長に40cmが1本。アタリが遠くなり大貫沖へ移動しましたが南西の風が強くウネリがキツイため即移動、第二海堡沖に移動して船中で2本釣れましたがアタリは続かず、納竿間際に再び朝のポイントを流すとキロ級の嬉しいゲストのヒラメが釣れて竿を納めました。


船中の釣果は34~61cmが0~5本で5・2・2・1・1の船中11本、混じりでヒラメ・シリヤケイカも釣れました。私の釣果は、34・39・40・45・61cmの5本と出来過ぎ釣果でしたが、バラシも3回と反省も。


残念ながらオデコの方が4名でてしまいましたが、各人何回か本命のアタリはあったと言います。この日は潮の流れが良かった割に食い込みが悪く、アタリの割に数は出ませんでしたがこれは開幕初日の釣果です。今後水温が上がれば50cmを超える大型が釣れ、数も釣れ出します。エビマゴチはアタリから合わせまではハラハラ・ドキドキ、掛かってからは強烈な引きが味わえます。また食べても刺身・テンプラ・煮つけ・から揚げと色々と楽しめます。さあ、あなたも味わってみませんか!

なお、川崎丸では希望者にはマゴチを神経締めしてくれます。私もお願いしましたが、全然旨さが違いますよ。


[当日のタックル]
竿  :VARIVAS SEA STAGE LT ヒラメ 220-73
    ダイワ ライトゲームX 73 MH-190
リール:ダイワ ミリオネリア CV-Z100 SFR
    シマノ バルケッタBB 300HG
道糸 :VARIVAS 小船マスターPE LS4 2号 200m
    VARIVAS 小船マスターPE LS4 1.5号 200m
ハリス:VARIVAS ハードトップ 船ハリス 5号 1.5m
ハリ :マゴチ 17号
オモリ:三日月 15号
サルカン:ヤマシタ 5連サルカン 1号
その他:PEにシュッ! プロ仕様
    VARIVAS ドライアーマー コンビネーションウインターレインスーツ VARS-07
    VARIVAS フリース
    VARIVAS リブニットキャップ
    VARIVAS ピンオンリール
    VARIVAS キャップストラップ VAAC-17
    VARIVAS ライフジャケット ポーチタイプ VAL-11
    VARIVAS ストレッチフィットグローブ 5 VAG-08
    VARIVAS ヒップガード VAHG-02

[船宿]
内房 富津港 川崎丸
Tel. 0439-87-2902

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