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船 南村 健治

湾タチ健在・・・ビシバシ即合わせしてきました???

10月末に続けて列島を襲った台風21号、22号の影響で大阪湾のタチウオがまったく釣れなくなった。主な船宿のHPを覗いても1人0~5~8匹。10匹を超える日はわずか。出掛けてもアカンやろな、と思いながらも出掛けてみると海が濁っていて予想通りの結末。そして11月。潮が小さくなりかけた10日に須磨の純栄丸で須磨沖へ。前回、21号台風通過後に出掛けた時とは違って、タチウオがよく追ってくれてメータークラスまでを20匹。これって回復の兆し、、、、、、と思いながらもタチウオにベストな長潮、若潮は都合で出掛けられず、16日の中潮。やはり純栄丸で須磨沖へ。結果はやはり23匹。両日とも竿頭。喰いが落ちる潮周りでこの釣果なら「湾タチ、回復?」。しかし、サイズが小さい。

そして今シーズンはまだドラゴン、120cmを超えるサイズを釣っていない。と、いうことで、21日須磨沖へ。船宿は久しぶりにお世話になる仙正丸。相客さんは12名ほど。潮は中潮。小さくなる周期だが、まだまだ深場は攻められない。船着き場を離れたのが午前6時過ぎ。辻船長が流したポイントは須磨沖の水深60m。ラインは「VARIVAS アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE」の2号。40号テンヤにイワシを括り付けて底取り。席は胴の間。ゆっくりとリーリングしながら、2m間隔でシャクリを入れてタチウオの反応を探る。

と、底から10m辺りで軽く竿先がが弾かれた。コンッ。即アワセ。フッキングしたはずだが巻き上げが軽い。上がったのは、このところのお約束サイズ。指3本。しかも尻尾が半分以上噛みきられている。でも、まあ、釣れたのだから、、、、、、、そして、再び底取り。50mラインでフッと竿先が軽くなり、アワセ。空振り。追って来るかな、と思って1mほど巻き上げると、またもやフッ。アワセ。今度も指3本。
 
船が潮上りをして、同じ筋を流す。アタリ棚は50m前後。しかし明確なコンッとかゴツンッとかの激しいアタリは出ない。竿先をわずかに震わせるような、フンッと押さえるような途中で消えてしまうような小さなアタリばかり。でも、アタリは結構ある。タチウオの反応が出る限り出たアタリは即合せ。ビシバシ合わせる。けれどサイズが出ない。中盤までで指3~4本サイズを12~13匹くらい。ようやく強く引き合いを楽しめるメーター超えが上がったのはやや深い65mライン。

この流しで同じようなサイズを2~3匹取り込んで終盤。今までにないドカンと激しい喰い上げ。ガツンと竿先を持ち込むアタリ。タチウオが急に勇み立ってビシバシ合わせ。しかし、1時間ほどで沈静してしまって13時頃に竿仕舞い。

120cm超えやドラゴンはまたも出なかったけれど、釣果は21匹。船中2番手。


そして、11月になっていずれも20匹に達する釣果。水温が下がる12月末頃には和歌山方面に群れが移動するかもだけれど、今のところは「湾タチ健在」であります。

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。