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船 南村 健治

大阪湾タチウオ・・・須磨沖で本気喰いか???

10月末の小潮になって低迷していた大阪湾のタチウオ「湾タチ」の喰いが少しずつ立ち始めた。そんなニュースを受けて25日に出かけてやんちゃサイズながら28匹の釣果。そのことは前回にご報告済み。しかし、そのあくる日の26日、27日はメーター超え混じりに爆釣れ。一帯の船のトップ釣果が30匹以上。そんな様子をHPや仲間からのラインで知り、28日に再び須磨の純栄丸へ。河岸払いは6時30分。

この日は前日に喰いがたった須磨沖。水深70m。いつものように50号テンヤにイワシを括り、ラインは「アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE」の1.5号。リーダーは20号を2m。タチウオの歯は鋭いので細いリーダーだと触れただけで切られてしまう。

船が潮に乗って、釣り座は25日と同じ右舷ミヨシ2番。テンヤが底に着いて5mほど素早く巻き上げ。そのままリーリングしながらシャクリを入れて、なおも5mほど巻いたところでコツン。タチウオの小さな反応がでた。即アワセ。竿先がギュンッと入って、おっ、おっ、おっ。やんちゃサイズではなく90センチくらいのがあがってきた。

タナは60mライン。確信してほぼタナ決め。シャクリを入れて、リーリングに入ったときに、コツン。即アワセ。アワセきれないときは1mほど誘い上げ。釣り方は前回とほぼ同じ。違うのはサイズが一回り大きいということ。同じリズムで10匹ほど釣ったところで、コツン、コツンと連続して追いアタリ。執拗な追いはやんちゃサイズの特徴でもある。4~5回アタリが続いたけれど合わせられない。やはり小さいタチウオか。そして、ふっと反応が途切れた。エサを獲られたか相手が諦めたか。テンヤを少し揺らしてやると、コツンッと反応。まだ居た、、、、、、、、、。

上げたのは110センチ。ドラゴンではないけれど匹敵する嬉しさ。その後船が転進し、75mラインへ。しかし、アタリダナは60m前後。誤差は2m。竿先が微妙に浮いて、そのまま巻き上げているとわずかに抑え込まれた。手元には伝わらない竿先だけの変化。タチウオがテンヤに付いて上がってきているのだ。即合わせで、これも110センチ。そして、中盤から後半、やんちゃサイズも混じったけれどメータークラスも混じって、12時30分、船長の「これで終わりまぁす~~」のアナウンスと同時にドカンと激しい喰い上げアタリ。これも110センチ。爽快な竿終いとなって釣果は41匹。


須磨沖で「湾タチ」の本気喰いが始まったかも、です。

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。