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磯・堤防 中村 圭介

日本グレトーナメント尾鷲予選参戦!

秋磯シーズンもいよいよ開幕!! それと共にトーナメントシーズンも開幕です!
今回は日本グレトーナメント尾鷲予選に参戦してまいりました。運良く、去年、一昨年と全国大会へコマを進めることができましたが、今年は3つの予選会に出場しましたが、不発…。残り2試合で何とか…結果を残したい。

釣友から事前に聞いた尾鷲の状況は耳を塞ぎたくなるような厳しい状況で、沖磯は本当に釣果が厳しい模様…場所ムラが激しく、クジで内磯を引かないと勝負にならない??の事前情報。

早速、運命のくじ引き。何も考えず思い切って引いたのは27番! 渡船屋さんのエリアから推測して、状況の悪い沖磯。しかしここはやるしかないと腹をくくっていざ出港。船はまだ真っ暗闇の中をゆっくりと進んで行き、渡礁したのは沖の「三ツ石」。

 
 

事前情報と自分の釣りのイメージをどこでマッチさせるか・・・
仕掛けのチョイスで悩ましいところですが、ウネリと喰いの渋さと棚を意識した仕掛けで、まずはB浮力のウキをチョイス。

今回のタックルは↓
ロッド:磯竿 1.2号
リール:2500番
ウキ:B〜5B
道糸:VARIVAS トリビュート磯 サスペンドタイプ 1.75号
ハリス:ハードトップ磯 プレミアムハリス 1.5号〜1.7号
ハリ:ジークグレ 競技フカセ 4~7号
というタックルで挑んだ。

まずは水道側から釣り開始!! サラシの感じも良く~結構いいかもとおもいながら~まずはタナ2ヒロ半からスタート!!すると1投目からウキが海中に吸い込まれ~ヒット!!!20cmの尾長グレ!!
案外、このサイズがかなり多いのか??と再び仕掛けを同じ場所に流すも・・・
変化なし。タナを3ヒロに下げて…アタリ!! 23cmほどのグレ!!
しかし、またもやそのあとは不発…。
さらにタナを下げ~仕掛けの安定を図るために~ジンタンをうち~3ヒロを流す。するとじわじわとウキが沈み…微妙なアタリ…。やはりかなり渋い状況だと見て取れます…。少し聞いてやると~ドン!!!っと重量感のある引き…
アイゴ?と思い磯際で攻防の末捉えたのは35cmのグレ!
この魚の後も~なかなか喰いは安定せず…
タナや狙う潮を色々と試行錯誤しながら、前半で何とか合計5枚をキープ。
しかし渋い(汗)そして前半終了で後半に場所交代。
対戦相手の方はグレには出会えなかったそうで…そちら側は非常に厳しい模様。この頃にはウネリも非常に強く~洗濯機状態。足場は高く、しかも目の前には竿2本ぐらい根が張り出しており、食わせてからのやり取りも非常に厳しい。潮の流れにもよるが、右手から乗り越えてくるサラシに手前のラインが取られないようにしなければ、仕掛けを安定して流すことができない。
狙いは沖の潮目と水道を抜けてくる潮。30mほど遠投して仕掛けを馴染ませ、ラインがサラシに取られる分も考慮して流す。トリビュートの撥水性能でメンディングがやり易く悪条件を耐えてくれました。これが功を奏して…ヒット!! 重量感のある引きでしたが、案の定~目の前の根に擦られアウト。ここから仕掛けを変え、太仕掛けでなんとか最後の10分で1枚を追加して終了。
エリア的にもかなり厳しい釣果だったようで、渡船1位で全国大会への切符を手にすることができました! 悪条件での試合でしたが、良いタックルに助けられました! 全国大会でも良い結果が残せるよう頑張りたいと思います。

 

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。