私のホームグランドの三重県紀東磯は北西風が吹く冬型の気圧配置では海が穏やかでベタ凪になり多くの太公望で活気活づく。しかし、大みそか、元日と寒波のせいの積雪で少しばかり釣行が心配に思えたが、海岸よりは全然大丈夫とのことで2日の釣行を決行。今回は岐阜の鷲見夏生テスター率いる郡上軍団の方のお世話になり島勝浦のササドの地にＩ氏、Ｙ氏の3名で渡礁。海上は無風ベタ凪で最高の釣日和。

道糸はお気に入りのトリビュート磯のフロートタイプ 2号、ハリスはプレミアム磯ハリス 2号、ハリはジークグレのませ ４～6号を使用。私がまだ準備をしている間にＹ氏が1投目から47cmの本命グレをゲット!! Ｉ氏もすぐに30cm程のグレを引き抜く。私も日の出に向かって挨拶し第一投目、0号ウキでナビが綺麗に引っ張られてゆく。「底潮が動いている私もひょっとして」と思った矢先本命特有のアタリ。ウキがゆっくり入っていく。きき合わせると確かな手ごたえ。慎重にやり取りし無事タモアミに納まったのは40cmジャストの納得サイズだった。

その後もぽつぽつと30cmまでのグレが退屈しない程度にヒット。11時頃にやっと底潮が動きだし仕掛けが前方に引かれていった。潮のカベがあり理想の好ポイント。馴染んだと同時にウキが綺麗に消し込まれた。今度はそこそこの重量感。磯際への突っ込みをかわし、水面を割ったのはこれまた良型。検寸すると45cm。

新年早々2枚の40cmオーバーに大満足。その後も仕掛けを打ち返す。潮は悪くもなく良くもない。一瞬のチャンス、潮の動きに集中する。いい感じだと思えたその時今度も確かな手ごたえだが、持病の腰が…。耐えたがラインブレーク。すぐにアタリ今度は負けんと頑張るも50cmオーバーのイガミ。またまたすぐにアタリ。今度は本命とやり取りするも竿先が跳ね返った。残念ながらのハリ外れ。その後は潮が悪くなってしまい納竿の時間を迎えた。

新製品の道糸のトリビュート磯、とにかく視認性が良く操作性も抜群。状況に応じてサスペンド、フロートタイプを使い分けていただければ今シーズンのあなたのウエポンになること間違いなしだ。

［当日の仕掛け］
道糸： バリバス トリビュート磯 フロートタイプ 2号
ハリス： バリバス ハードトップ磯 プレミアムハリス 1.5～2号
オモリ： バリバス スーパーエコオモリ G7〜B
ハリ： グラン ジークグレのませ 4～6号