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磯・堤防 岩本 隆清

釣研WFG世界大会広島予選 & ダイワグレマスターズ中国大会参加報告

まずは、9月21日に開催された釣研WFG世界大会の広島予選会に参加した際のレポートです。

出船は徳山港から。選考方法はクジ引きで2人組に分にかれて対戦者に勝った人の内上位3名が決勝戦を戦い10尾の重量で競い合いました。1回戦前半は対戦者に大きくリードされ、少しずつ追い上げる展開になりました。時間があるので焦らず、仕掛や撒き餌ワークを替えながら型を揃えて、決勝戦へ勝ち進むことができました。

決勝は勝ち上がった3名が40分交代で3セット試合をしました。場所は岩島です。対戦相手はダイワテスターにして百戦錬磨の藤井栄さんと男女群島で腕を磨いたベテランの竹清さん。2人共に強敵です!

1セット目前半。仕掛けを打ち返すものの、あたりはなく時間が過ぎていきました。最初は沖目を釣っていたのを中間距離に狙いを替えるといきなりヒット。これはかなり大きい。少し手前に寄せた所でパチン。なんと、リールのスプールから、切れているじゃありませんか…。おそらくフグの仕業。竿をタタミ一から仕掛けを作り直します。大変な時間ロスです。ここで今回の秘密兵器、トリビュート磯フロート1.5号を装着。そうしている間に対戦者はバンバン釣って拍手喝采です! そして1セットが終了。私の1尾に対し、対戦者は4尾以上。このままでは非常にヤバいです。2セット目からは徐々にその差を詰めて行きます。トリビュート磯の水切れが良くビシビシ合わせが決まります。そして3セット目ついに追いつきました。後は型を出すだけ。潮下の深いタナに0ウキを沈ませてヒットー!! 終了5分前に本日の最大魚を仕留めました。

そして検量の結果、「優勝 岩本君」とのアナウンス。
勝った! 逆転勝利! 6回目のファイナル出場です。昨年のWFGファイナルでは釣研インストラクターの猪熊博之さんに決勝で敗れ準優勝でしたので、次は頂点目指して頑張ります!

続きまして10月11日開催ダイワグレマスターズ中国大会予選のレポートです。

当日は台風19号の接近のため、風が非常に激しく帽子やタモ網が時折飛ばされそうになりながら釣りをする状況で、1時間早めの納竿となりました。ラインにはトリビュート磯 セミフロートを使いたかったのですが、強風に対応するためセミサスペンドタイプ1.5号を選択。大津島の回転基地付近の磯に上がりました。0ウキを装着して、ガンダマを段打ちしてゆっくり沈めていき、ラインでアタリを取ります。視認性も抜群です!

この日は沖目より中間距離が型が良く、ポイントをいろいろと探って撒き餌のタイミングや打ち方を変えて、仕掛けを変更した時に良型が釣れるという展開。準優勝でブロック大会の出場権を得ることができました。次は宮崎県北浦です。知らない所ですがどうにか勝ち上がれるよう練習したいと思います。

トリビュート磯 フロートタイプは糸さばきが良く、視認性と水切れが抜群に良いのでラインメンディングもしやすいため瞬時に合わせが決まり、ヒット率がかなり高くなりました。

高活性時のトーナメントには最高に相性の良いラインだと思います。あとは状況に応じて、セミサスペンドタイプとの使い分けだと思います。トリビュート磯を武器に全国大会にチャレンジします!

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。