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磯・堤防 東 弘幸

灼熱の夏磯・尾鷲のフカセ釣り

久しぶりにVARIVASテスターの黒瀬君(通称黒てぃん)と共に夏磯を満喫♪ 向かったステージは今三重県で一番暑い・・・いやアツいと噂される尾鷲エリアです!
午前4時に港をゆっくり出船すると、武船長が「東君、何狙いでいく~?」と。1日は長いけど、朝方は尾長の気配を感じたくて沖磯へ行きたい旨を伝えました。ゆっくり沖へ向かう船。解禁磯の寺島・ドマクラ方面も脳裏をよぎったけど、人が入りすぎていてエサ取りがキツイかもしれない・・・ということで立神方面へ! やがて「立神の地の地」へ降り立った僕と黒てぃんはまずパラソルを立てることからスタートします。この時期、日影を作るということは何よりも大切な体を守るということ。有るのと無いのでは雲泥の差なので、これはホントにオススメです。

それから仕掛けを作り始めるのですが、今回はこの秋に新発売となる道糸(フロートタイプ)とハリス(ハードトップ磯プレミアムハリス)を使用しての釣り。操作性や視認性、そしてハリスの強度なども感じたいので、沢山の魚を掛けていきたいところです。

チョイスした道糸は勝手にガチャピンと名付けているグリーンの2号。ハードトップ磯プレミアムハリスも2号。尾長グレを期待して、強めのタックルでスタートしてみますがややこしいエサ取りであるサバが海面を既に走り回っています・・・。これは釣りにならないんじゃないか…? どこに投げても釣れてくるのはサバサバサバ。あまりのサバの猛攻に磯替わりを決断。「サバのおらんとこ連れてって~」なんて僕のワガママに船長が向かってくれたのは「黒島」。日本記録のチヌが出た磯として有名な磯ですが、夏のグレもアツいらしい。早速船着きから釣りをスタートすると…いきなり黒てぃんが竿を曲げています。おおっ、いきなり? タモ入れも成功、何が釣れたん?と近寄ると…高級魚メイチダイ。

「うぉぉぉ僕もそれ釣りたい~」ってなったのは言うまでもなく、何度も何度も仕掛けを打ち直すのですが僕にヒットしてくるのはアイゴの皆様ばかり。しかものっこみの時期らしく重量感抜群で…。と、油断していたら今度はウキが元気に突き刺さります!これは…?根にまかれないように浮かせてみると良型のチヌ。銀鱗が水面から見える瞬間、カッコイイですよね~♪

時刻は夕刻に差し掛かり、風も出てきて過ごしやすくなると、今度はサバが磯を包囲し始めました。また、釣りにならないんじゃ…? そんな不安を吹き飛ばすかのようにチヌは釣れ続けてくれています。これで、何枚目だ…? 6枚目? たくさんの出会いに恵まれながらも今回の釣行のメインターゲットのグレにまだ出会えていません。何度か沈み根に突っ込まれてバラシたアイツ…グレだったのかも…? 潮は左から右へ、今までよりも強く流れ始めました。するとその流れの中ではサシエが残るようになり、明らかに何かが変わった感じです。絶対今この流れがチャンス! 神経を最大限集中して仕掛けを張って流していきます。船着き右沖のシモリに流れが当たって潮だまりが出来ていて…そこへ仕掛けが到達したあたりでテンションを緩めてウキを沈めようとした時…!ウキが急加速!「アタリやっ!」思うよりも体が反応していて一瞬で戦闘態勢に。


シモリ際で食わせたからスリル満点。やばい、ハリスが当たってるぞ、慎重に…。何度か危険な場所を抜け、浮いてきたのは巨大なグレ!

もうね、一日の暑さとか、サバにいじめられたこととか一瞬で無くなったって言うか…。それ位感激でした。貴重な43センチのグレを見ながら根に当たっていたハズのハリスに目をやると…。ハリスは根に当たってボロボロ。「よく取れたなぁ…。」これが正直な感想でした。ハードトップ磯プレミアムハリス・・・強いです。ワンランク細くしてもこの強さなら取れるんじゃないかな・・・なんて思っちゃうほどに♪
久しぶりの黒てぃんとの釣りは終始笑いたっぷり。そして操作性&視認性抜群の新作道糸、強度抜群の新作ハリスも素敵な仕事をしてくれたおかげで釣果的にも恵まれました。自信を持って皆様にオススメできる仕上がりになっていますので、楽しみにしていてくださいね☆


渡船:大ちゃん渡船 Tel. 090-7023-0553
エサ:つりエサ市場尾鷲店 Tel. 0597-23-1089

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。