menu
磯・堤防 鷲見 夏生

前期の磯釣り納竿釣行

6月1日にやっと前期の磯釣りの納竿。
例年なら5月のGWを一区切りとして磯釣りから鮎に切り替えているが、私も参加しているフェイスブックでバリバスの磯テスターの武田英敏さんやら東篤夫さんがすばらしい尾長グレの釣果をアップされてるのを見て、いいなあ私も釣りたいな〜尾長グレをと…。そんな訳でいつまでも磯が諦めきれず、長良川中央の鮎解禁日も磯に立つことにしました。私がいつも行く三重県の紀北町島勝の磯は大きな尾長グレは釣れませんし口太グレも40cm前後が多く、退屈せず釣れるから島勝の磯に通っています。さて、前日の土曜に用事を済ませ島勝の磯に向いました。この日、郡上からは私の長男の冬彦やら釣り仲間達が半夜釣り(通常2時までが5月から夏の間は夕方5時までの釣り)から戻ってきていて、釣果を見ると冬彦達は4人でグレの33〜38cmをおよそ30枚。後の2人もグレの30〜46cmを4枚の釣果で、楽しい磯釣りができたようである。このメンバーも帰り、残ったのは私だけ。翌日どこの磯に乗ろうかと迷うが、46cmが出ている「見張り」に行くことにした。この見張りと呼ぶ磯は、名前の通り高い磯で足場が悪く釣りづらいが 磯際から水深があり私の好きな磯の一つでもある。


この日乗った見張りと呼ぶ磯。磯にいるのは土曜日の釣友2名。

この日の状況は 西の風がそよそよ程度で水温20.4℃、波高50cm未満で晴天。
竿は1.2号、道糸は2号(バリバスからこの秋発売予定で超使い易い)ハリスは365の2号にハリはzeekグレ尾長真鯛の2号(ピンク)である。


この道糸が秋にバリバスから発売予定のライン。認識性も使いやすさも最高です。オレンジとグリーン色でこれはオレンジ色。


安心のジーク。オキアミカラーです。

撒き餌・刺し餌ともにオキアミボイルを使用。
ウキはBでウキ下を3ヒロで磯際からスタートしてすぐにアタリがでて竿を叩く嫌なやつが…。アイゴである…。アイゴに混じり30cmほどの口太グレが退屈しない程度に食ってくるが、このサイズは全てリリース。

 
潮が少し動き出したようなので磯際を諦め、ウキを6Bに変えて竿3本ほど前にタナを5ヒロにして投入。仕掛けが馴染んだ頃に水面上に軽く弧を描いていた道糸が瞬時に一直線に張り、同時に竿先が曲がり心地よい引きが伝わってくる。水面に浮かせると決して自慢できるサイズではないが35cmほどの尾長グレにやれやれと安堵感を味わう(笑)


美しい尾長グレ


その後すぐに同型の尾長が釣れて充分満足できた

これで充分満足できたと油断したのがいけなかったのか…。その後、潮が止まりややアテ潮になり、遠投した仕掛けが手前に戻り竿1本ほどのところに来た時に浮いていたウキが一気に消えて道糸がキューンと糸鳴りする。
でかいぞ!
LBで糸を止めてもドラグが回る。かなりの引きにこれは獲れんぞ!と思うと同時に道糸が根ズレで飛んで、浮いてきたのはウキのみ…。
あの引きだと70〜80cmの馬鹿でかい真鯛だろう。日本海でもあの引きに何度もやられている。私がこの日使用してたタックルで取り込むのはよほど運が良くないと無理だろうと感じ、尾長2匹をキープして充分満足して夕方の5時を待たずして1時に納竿とした。これでやっと鮎釣りに頭が切り替えられると港を後にした。

宮澤渡船 Tel.090-3304-9226 三重県紀北町海山区島勝
伊勢道より紀勢道に入り紀伊長島ICか海山ICで下車 20分ほど

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。