menu
磯・堤防 黒瀬 義人

☆寒グレ終盤戦~☆

みなさん、こんにちは。
三重県紀東の磯で腕を磨くTEAM凪の黒瀬義人です。
寒グレシーズンも終盤戦に突入しましたね。各地で大物グレの声が聞こえてくる中、
3月1日、三重県・南伊勢町の贄浦へクラブ仲間の芝垣さんと釣行してきました。

贄浦港へ到着すると、多くの磯釣り師が港をにぎわせており、
当日お世話になる和丸渡船の船長に挨拶を済ませ、いざ出船。
私と芝垣さんは双子島と呼ばれる磯へ渡礁しました。

当日の状況は、朝から曇っておりウネリが少しある状況で、
2日間船が出ていないという好条件のもと釣りを始めました。
釣り座は水道側に構え棚は3ヒロからスタートします。
紀東の磯は、足元から深いポイントが多いのですが、
この双子島の水道は水深が浅く、タナを浅くとれるのが特徴です。
磯際から出るサラシにのせて仕掛けを流して行くと、
サラシの切れ目でウキがジワジワと沈んでいきます。
まだ一投目なので、まさかアタリではないよな~なんて思ったりしたのですが、
沈むウキのスピードが加速したので、もしやと思いアワセを入れてみます。
すると、竿に生命感が伝わりいきなりのヒット!
サイズは、32cmの口太グレでした。
一投目から食って来るなんて、やはり状況は良いのだと確信し、すぐに仕掛けを投入します。
同じポイントを流していくと、またまたウキがジワリと沈んでいきます。
しばらく待ってアワセを入れると、同サイズのグレが釣れてきました。
朝のマズメは、連発があるので、その時合を逃すことなく、この後すぐに35cmの口太を追加。
そこからしばらくアタリが途絶えたのですが、ひょっとしたらさらに浅いタナで餌を食べているのかと思い
タナを3ヒロから、2ヒロに変更しました。
それがズバリ的中し、タナを変更してすぐに答えが返ってきました。
ウキに気持ちの良いアタリが出たのでアワセを入れると、かなりの重量感が竿に伝わってきます。
何度かの突っ込みにも耐え、浮かせてくると、なかなかのサイズです。
釣り上げてサイズを測ると39cm。40cmには届きませんでしたが、
お腹を見ると白子がパンパンでこれは重いはずだと納得してしまいました。
ただ、狙いはあくまでも40センチオーバーなので、その後も集中して仕掛けを流していきます。
時計を見ると釣りを開始して2時間が過ぎ、朝の9時になっていました。
そろそろ朝の時合が終わる頃だと、思った矢先にアタリが出ました。
アワセと同時に強烈な突っ込みで竿が絞られ、
その引きの強さからグレなら40センチオーバーだと、竿を持つ手に緊張が走ります。
先ほども書きましたが、水深が浅いので、ラインはなるべく出さないようにします。
当日のラインは、道糸がバーマックス磯フロートタイプ、ハリスがハードトップです。
ラインを信頼して強気に浮かせてくると、納得サイズのグレが浮いてきました。
タモ入れまで気を抜かずに釣り上げた獲物は、44センチの口太グレです。

こちらも白子がパンパンで見事な魚体でした。
その後、朝の時合が終わったのかアタリが途絶え、カワハギやのっこみのチヌが釣れてきます。

退屈はしないのですが、やはり本命のグレを釣らなければ納得がいきません。
エサ取りのカワハギがいなくなったので、磯際を狙って行くと納竿前に、アタリがでます。
磯際でのやりとりは、一瞬の判断ミスが明暗を分けます。
根でラインブレイクしないよう浮かせてくると、これも40センチオーバーの口太グレでした。
サイズは41cmと当日2枚目の40センチオーバーに納得できる釣行となりました。
今後は、寒グレも終盤戦となりましたが、まだまだ大物のグレが釣れる時期でもあります。
頑張って磯へ通いまた報告させてもらいます。

TEAM凪・黒瀬義人 
☆ブログ☆ヨッシーの磯釣りアルカディア
http://ameblo.jp/yossyarcadia/

[当日の仕掛け]
道糸 :バリバス バーマックス磯 VLSフロートタイプ 2号
ハリス :バリバス ハードトップ 1.7号~2号
ハリ : GRAN ジークグレのませ 3~5号
オモリ : バリバス スーパーエコオモリ 3~B

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。