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磯・堤防 モンゴル800 高里 悟

G杯グレ釣り選手権 優勝!

モンゴル800高里悟です。
今回、第32回G杯グレ釣り選手権でのレポートをご報告したいと思います。

2013年12月2日、決勝本戦、高知県鵜来島。
尾長場で知られる鵜来島で、強度から通常バーマックスストロングを選択するのですが
3日間の前釣りの結果から、今回の鵜来島は寒波による急激な水温低下で尾長の活性が
非常に悪く、口太でさえも半日で1匹、2匹という釣果だったので、試合では口太勝負になると判断。
仕掛け全体を口太に合わせて全て1.5号に設定しました。

そのため、以前から信頼している、視認性・操作性・強度においてもバランスのいいゼロフカセを使用しました。
大会初日、予選リーグではシモリの多い浅場を基本に狙い食い渋る口太を確実に仕留め
大会唯一の3勝で予選を通過しました。

大会2日目、決勝リーグ
鵜来島恒例の強風吹き荒れる中、初日同様浅場を執拗に攻める釣りを展開しました。
この時は潮の流れが悪く浅場までかなり距離がある上に強風の中で
仕掛けをポイントまで運ぶのが中々困難でしたが、厳しい条件の中一瞬の潮の変化を見つけると
後はゼロフカセがしっかりと潮に馴染みながら遠距離のポイントまで仕掛けを運んでくれました。
糸癖の付きにくいゼロフカセは弱い潮の流れの中でもしっかりと張りを保ち、魚の当たりを出してくれます。
遠距離の食い渋る口太グレの当たりをしっかりと手元に伝え、確実に鈎掛かりさせてくれました。
途中、沈み根に道糸が擦れる場面も有りましたが、強度に安心感があるので
40センチクラスのグレを相手にしても何の心配もなく楽々と魚を浮かせる事が出来ました。
今回使用したハードトップに関しても、根ズレで多少傷があっても安心して魚をキャッチ出来ました。
また食い渋っている状況下でも自然に口を使ってくる事がハードトップの良さを実証していると思います。



決勝リーグも勝ち残り、いよいよ決勝戦。
尾長場に上がり目の前には巨大尾長に交じりながら外道が乱舞しています。
決勝戦前半は仕掛けを変えずに1.5号で押し通しました。
この時、50センチ近い強烈な引きの外道を何回か掛けましたが、
根ズレしながらも魚をキャッチ出来た事でゼロフカセとハードトップに更なる安心感を得ました。
結局、決勝戦では外道は釣れども尾長も口太も釣れませんでした。しかし決勝リーグでの勝率と
釣果により初めてのタイトル、G杯優勝を手にする事が出来ました。
10年程前からサポート頂いたモーリス VARIVASのラインで初のメジャータイトルを
獲れた事が何よりも嬉しかったです。
これまでサポート頂いたおかげでここまでたどり着けた事。大変感謝致しております。

フカセ釣り以外にもGT、タマン、カーエーなど沖縄独特の大物釣りでもサポート頂いております。
これからも沢山の釣り人にVARIVASの良さを伝えて行ける様貢献出来たらと思っています。
また、関係者の皆様本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

[使用したタックル]
ロッド:磯竿 1.5号
道糸:バーマックス磯 ゼロフカセ 1.5号
ハリス:ハードトップ 1.5号

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。