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磯・堤防 黒瀬 義人

☆紀東の寒グレ~贄浦での爆釣☆

みなさんこんにちは。寒グレシーズンで毎週磯へ通っておりますTEAM凪の黒瀬義人です。
今シーズンの紀東磯は、スタートこそ調子がイマイチだったものの、ここに来てようやく釣れだしてきた模様です。
そんな中、1月22日に南伊勢町贄浦の和丸渡船へ行ってきました。
船長に挨拶をすませて、状況を確認すると、毎日大型グレが釣れているとのことで…。興奮を抑えながらいざ出船します。
渡礁したポイントは、見江島の東の先端です。逸る気持ちを抑えながら仕掛けを準備します。

道糸は、バーマックスフロートタイプにハリスは、ハードトップを直結で結びます。この相性は抜群の強度を誇ります。
仕掛けを用意し、いざ実釣開始。まずは足元から狙っていきます。

ここにきて、磯際のエサ取りも少なくなってきたので、磯際でのスリリングなやり取りが楽しめる時期になりました。
磯際で大物を掛けた場合は一瞬の判断が明暗をわけます。最初の突っ込みを止められるか、それとも一気にブチ切られるか…磯際ならではの真剣勝負ですね。
そんな事を考えながら、30分が経過したころ、ファーストヒットが訪れます。磯際のウキがジワジワとしずみだし、その沈下スピードが少し加速したところでアワセを入れると、ズドンと竿に重みが伝わってきます。
これは、1匹目から良型だと、やり取りに気合いが入ります。根に向って突っ込む獲物を竿でためて堪えます。根ズレして切られないよう上手く誘導して浮かせてきた獲物は、41センチの口太グレでした。
いきなりの40センチオーバーに興奮がおさまらない中、釣りを再開。しばらくすると、今度は30センチクラスのグレが釣れてきます。
これはもしや、今日は当たり日かも…と、1人でにやけてしまいます。
紀東の磯では、1日もしくは、半日頑張って40センチオーバーを1枚釣り上げるのを目標とする釣り場です。
もちろん、40センチオーバーが2枚、3枚と釣れる事もあるのですが、そんな日は稀で、皆さん頑張って価値ある1匹目を狙っていきます。
そんな中、たま~に爆発する日がありそんな日は40センチオーバーが何枚も出たりするのです。
何枚が30センチクラスを釣り上げた後、43センチを追加。

ここからが止まりません。その後、お昼の2時までに42センチ、41センチ、40センチと40オーバーを5枚釣り上げ夕マズメを迎えます。

後は、45センチ以上のデカバンを釣り上げたら、完璧…イッツパーフェクトな1日となります。
磯際での当たりが多い1日でしたが、沖にたまった撒き餌を拾う獲物が気になり少し遠投して狙います。この時の仕掛けは、浮力をギリギリに設定して潜り潮のところだけ沈んでいく調整です。
その潜り潮まで仕掛けを流し沈んでいくウキが見えるか見えないかの所で、ウキが一瞬加速して見えなくなりました。
アタリかどうかの判定は微妙でしたが、今までの経験からか、体が勝手に反応していました。
アワセと同時に竿にズシリと伝わる重量感…こ、こいつは太いぞと…竿を持つ手に緊張が走ります。
沖で掛けているので主導権はこちらにあります。竿をしっかり立てながら獲物を寄せてきます。もちろん、やり取りがしやすいところへの移動もこの間に済ませます。磯際までくると、もちろんですが根に向って突っ込みます。
しかし、沖から寄せてきている間に少しでも獲物の体力を奪っているので、磯際で掛けたような全開突っ込みとはちがい、こちらにもまだ竿でしっかり溜める余裕があります。
何度かの突っ込みにも耐え、海面に浮かせてくるとそれは大きなグレでした。タモ入れまで気を抜かずに取り込んだ獲物は、48.6センチのデカバンでした。

当日の釣果はここまでで、40センチオーバーをMAX48.6cmの計6枚、40センチ以下は全てリリースという贅沢な釣りが出来ました。

帰りは、バリパスの品揃えが県下一の大内山のつりエサ市場で、グレダービーにエントリーしました。1月25日現在、2位につけております。

今後もまだまだ大型グレが釣れる季節。どんどん磯へ通ってまた報告させて頂きます。

[当日の仕掛け]
道糸:バリバス バーマックス磯 VLSフロートタイプ 2号
ハリス:バリバス ハードトップ 1.7号~2号
ハリ:GRAN ジークグレのませ 3~5号
オモリ:バリバス スーパーエコオモリ 3~B

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。