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磯・堤防 東 篤夫

愛媛県宇和島矢が浜釣行

新春恒例のSEA WALKER 四国遠征で、今年は愛媛県宇和島の矢が浜に行ってきました。1月15・16日の日程で計画を立て、14日午後8時に参加者11名で一路愛媛へと向かいます。
15日午前6時、この日は地元クラブの大会もあって、変則的に宇和島港からの出船となりました。若林渡船は我々を含め30名弱の釣り人を乗せ出船し、航程約40分で戸島に到着します。

矢が浜は三浦半島の先端一帯と、戸島を中心とした島周りが渡船エリアです。北西風が強かったので風裏となる釣り場を選び、遠戸島の南向きの磯に分かれて渡りました。

私は会友の山田政順さんと、本床の奥のハナレに2人で渡り釣を開始します。10時の弁当船まではアタリも無く経過し、ややテンションも下がりました。しかしこの後潮が流れ始めると、海面に変化が出るように…11時過ぎたころ潮下に流していたウキが、ゆっくりとシモリ始め一気に海中に引かれました。グングンとグレ特有の強い引きで、重さが良型を期待させます。根をかわして足元に浮かせたのは47cmの大グレで、無事タモに導いてニッコリです。

その後もグレは釣れましたが、中型まででサイズアップならず午後2時半終了となりました。初日の釣果は河合達也さんが40~46cm5尾、大岡翠穂さんが43・46cmの2尾、山崎朋邦さんは44cmなど7人が40超をキープしていました。この日は宇和島市内のクワホテルに宿泊し、大浴場で温まって釣談議で盛り上がった後就寝となりました。

16日は三浦半島を海沿いに矢が浜港まで車で約40分走ります。午前6時半出船すると最初の磯までは約5分で着きました。私達は次に磯付けした赤バエに4人で渡ります。船長によると昨日は好釣果が出たとのことです。赤バエは遠戸島の東に位置する大きなハナレ磯で、両サイドを潮の本流がかすめて流れていました。まずヒットしたのは私で、遠戸島との水道で35cmのグレが来ました。中央にいた山崎朋邦さんも同型を釣り上げます。しかしこの日のドラマは後半にやって来ました。左の高場で強い横風に耐えながら潮の巻き返しのポイントを、粘り強く狙っていた前原弘和テスターにアタリが集中し始めました。仕掛けとタナの設定が合致したようで、まずは44cmを釣ってバッカンに収めました。そして10分後にはまたロッドを大きく曲げています。連発して釣れるグレはすべて良型で、40cm以下は躊躇なくリリースを繰り返します。私にはときどきウマズラハギが来ましたが、グレは中型までで午後3時終了となりました。

前原テスターは42~46cmを8尾とお見事の釣果。

河合さんは連日の42~48cmの5尾をゲット!他にも野村肇さんが44・45cmの2尾などが主な釣果で、皆さんそれぞれに釣果を得ていました。

矢が浜は日振島や御五神島などに近く、主に口太グレの数釣り期待できる釣り場です。またの再挑戦を祈念して帰路に着きました。

[今回お世話になったところ]
矢が浜 若林渡船 Tel.0895-63-0240(090-8976-7752) 渡船5000円弁当有
宇和島 エサ釣況 上州屋 Tel.0895-23-8283

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。