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磯・堤防 黒瀬義人

☆秋磯の尾長グレっ☆

みなさん、こんにちは。
私、三重県紀東の磯をホームグランドとし、毎週磯を駆けていますTEAM 凪の黒瀬義人です。
暑い夏も終わり、一年で一番気持ちよく釣りが出来る季節がやってきました。
今回は、10月27日の三重県南伊勢町贄浦でのフィールドレポートを書きたいと思います。
この日は、朝からウネリがあったので波が落ちる昼からの半夜釣りで予約をし、東の先端と呼ばれる磯へ渡礁しました。

秋磯と言えばグレはもちろんのこと、青物の回遊やシマアジ、カワハギ、マダイなどなど、お土産に持ち帰って喜ばれ、食べて美味しい魚達と沢山出会える季節です。もちろん、大本命は40センチを越える尾長グレです。

気持ちの良い秋空の下、ワクワクしながら仕掛けを準備し釣りを始めます。
まずは、足元にマキエを打って磯際の状況を確認しますが、エサ取りの多いこと多いこと。磯際からは、木っ端グレにキタマクラ、フグと・・・。そう、秋磯はエサ取りの活性もものすごく高くて、このエサ取りを攻略しないと惨敗に終わる事になります。
磯際では、とてもサシエが本命のグレまで届きそうもないので、遠投して狙うことに。
足元にマキエを打って、エサ取りを磯際に集めます。そして、マキエを遠投し仕掛けと同調させるように仕掛けを流していきます。
すると、ウキにさっそく気持ちの良いアタリがっ!!!
釣り上げてみると、30センチの口太グレが釣れました。本命は尾長グレですが、30センチを越えるグレなら良しとしましょう。
紀東の磯では、日中の尾長グレは深いタナにいることが多い気がします。そこでタナをウキ下5ヒロに設定し、沖を流していきます。
沖の潮の流れと、沖の潮だまりが重なるところで、仕掛けが馴染むように仕掛けを流していくと、ウキが一瞬にして海中に消えます。すかさずアワセを入れると、なかなかの重量感・・・。
やり取りを楽しみながら上げてくると、本命37センチの尾長グレをゲット。
気分よく釣りを再開し、それからはソウダカツオにシマアジにと嬉しいお土産もゲットします。
時計を見ると、午後の3時をまわりそろそろ夕マズメの時間帯です。
夕マズメになると、昼間の深いタナにいた尾長グレが磯際近くに浮いてきます。
そこで、タナを3ヒロに変更して磯際からでるサラシの切れ目を狙ってみると、ウキがまたしても消し込みます。
アワセを入れて戦闘開始っ。アワセと同時に伝わる獲物の重みに緊張が走ります。
もの凄い勢いで、足元に突っ込んでくる獲物に思わず「来たよ~!!!」と一人で叫んでしまいます(笑)
強烈な突っ込みを竿で受け止め、根に走る獲物を竿で誘導し、一進一退の攻防を繰り広げます。
やがて、海面に浮いてきた獲物は40センチを越える大本命の尾長グレでした。
タモ入れも無事に済ませ、計測すると42センチの尾長グレでした。

大本命を釣り上げ、食べて美味しいお土産も釣り上げ大満足の釣行となりました。
皆さんも、秋磯を満喫しに磯へ出かけてください。
そうそう、週刊つりニュース中部版11月1日号の表紙を飾らせて頂いてます。2面、3面では「今週のつり作戦」も執筆しておりますので、機会があればご覧ください。

それでは、11月10日のバリバスカップでお会いしましょう。

[当日の仕掛け]
道糸 :バリバス バーマックス磯 VLSフロートタイプ2号
ハリス:バリバス ハードトップ 1.7号~2.5号
ハリ :GRAN ジークグレ 尾長Ⅱ 3号
オモリ:バリバス スーパーエコオモリ 3~2B

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。