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磯・堤防 東篤夫

紀東の五月磯報告

背景となる山々が緑に包まれ、まさに風薫る五月の紀東の磯です。今回はそんな日に釣行した様子を、いくつか報告したいと思います。
5月1日に三重県尾鷲市の磯に友人らと4人で出掛けました。この日から午後から夕マズメまでを狙える半夜釣りが開始され、加えて一部禁漁区も解禁となります。その日は大ちゃん渡船で釣り客も少なかったので、空いていた一級磯の立神に渡りました。水温の上昇でアジやシマイサキなどのエサ取りも出ていましたが、なんとか42cmの口太グレと38cmの尾長も釣れました。他にも本カワハギや尺メバルなども釣れ、それぞれに楽しい釣りができたようです。

22日は大紀町の錦にクラブの6名で釣行したところ、沖磯の木生島と高の島で40UPが連発しました。
午前9時の見周り船からの半夜釣りで、坂口渡船にお世話になりました。錦は3軒の渡船店で磯割していますが、空いていれば渡礁も可能です。前日からのウネリが残っていたので、高場からの釣りが可能な高の島の東に2人で渡りました。潮が良かったのかすぐにアタリが出始め、3投目で30cmクラスのグレが釣れました。しばらくはこのサイズが交互に竿を曲げ、小型は放流しながらグレの引きを楽しみます。しかし昼に他船の客が入ったので磯変わりし、同島の西に移動しました。
ここはやや低いため時折足元を波が洗いますが、水深があって良型グレの実績場です。注意しながら打ち返していた午後1時前に、当て気味になった潮に押された仕掛けが磯際に入ります。その瞬間一気にウキが消し込み、穂先までひったくるアタリが出ました。この時期のグレ特有の強い引きですが、ハエ根から引き剥がして巻き上げます。足元に浮いたのは茶褐色で丸々と太った綺麗な口太グレでした。まずは46cmをゲット!嬉しいです。
このあとも30~35cmほどのグレが連発してきます。そして3時ごろに再び良型がヒットしました。潮が上がってもう足元はびしょびしょですが、「なんのこれしき!」と踏ん張ります。タモ入れを助けていただいて取り込めたのは、今度も45㎝の良型グレでした。
午後6時迎えの船に乗り込むと他のメンバーも良い釣りだったようで、ワイワイと賑やかな船内となりました。釣果は私がグレ45cm、46cmと30~36cm 8尾。野村肇さんが48cmで長寸1尾。加藤重信さんはイサキ45cmとグレ43cm。川合嘉計さんがグレ40cmでした。他の2人も30クラスが多数と久々に楽しい釣行となりました。






大内山(エサ、釣況) つりえさ市場 0598-74-1091
尾鷲         大ちゃん渡船 090-7023-0553
錦          坂口渡船   090-7303-4965

[使用タックル]
VARIVAS バーマックス磯 ゼロフカセ 2.5号
VARIVAS ハードトップ 2.5号
GRAN zeekグレ 尾長・真鯛 ピンク 2号

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。