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磯・堤防 中村 圭介

2017 シマノジャパンカップ グレ 関西B大会に参戦

5月21日(日)に串本で開催されました、シマノジャパンカップ グレ 関西B大会に参戦しました! 時期的には微妙なコンディションで、前情報でも厳しい状況ということは聞いていましたが…まさか、これほどまでに厳しいとは思ってもいませんでした…。

今回の参加者は90名ほどで、セミファイナルに進出できるのは5名のみ。5船に分かれて戦うため、船中1位にならないと勝ち上がれません。前日開催されたA大会でも、釣果は厳しかったとの情報。状況から推察すると、朝の時間帯にいかにして魚を獲るかが、勝負の鍵となるようです。くじ引きで73番を引き当てて小川渡船さんに乗船。さまざまな展開を想定し、戦うイメージを膨らませながらいざ出船!

まず最初に降りたのは名磯「沖の長島」。私自身、串本は大会で来る程度なので、あまり分かっていませんでしたが…同礁した選手がホームグランドとしており、「良い磯だ」という情報をお聞きしたのでテンションが上がります。優先権はなかったので先に場所を選んでいただき、私は東向きに釣座を構えて実釣スタート!


今回はこちらのタックルで挑みます。

[使用タックル]
ロッド:磯竿 1.5号
リール:3000番
ライン:VARIVAS トリビュート磯 フロートタイプ 1.75号
ハリス:VARIVAS ハードトップ磯 プレミアムハリス 1.2〜1.5号
ハリ: ジークグレ 競技フカセ 5~7号

開始直後に良い感じの潮が流れ、約30分ほど経過したところで竿を引ったくるアタリをとらえますが…チモト切れ。「ここはチャンス!」と打ち返しますが反応がなく、あっという間に前半戦が終了。反対側に移動して後半戦がスタートしますが、前半戦とは打って変わって、サラシ・横風・あて潮と、状況は芳しくなく…ここではキーパーサイズ以下の木っ端グレ1枚で終了。

そして磯替え。次に降りたのは「エンイチ」。情報がまったくないので、攻め手が分からないのですが、とりあえず内向きからスタート。沖、手前を攻めるも反応なし。浅く、深く釣るもまったく反応なし。状況は変わらないまま時間だけが過ぎていく。

そしてラスト1時間半。釣座を交代し、裏手へ。左手にサラシがあり、その奥の潮が沖に流れ、手前は引かれ潮で吸い込まれていく潮を発見! 引かれ潮から仕掛けを馴染ませて、コマセをバラケさせながら浅く釣る。そのタイミングでウキが一気に吸い込まれアワセるも…ハリに乗らない。しかし、この潮しかないと判断して集中攻撃。

残り時間は40分。同じように攻め、同じ場所でついにアタリが! 今度は重量感があり…なんとか30cmの本命をゲット。「ここしかない!」と一気にスパートをかける。10分後にもう1尾を追加! そしてラスト5分にもう1尾!と思いきや…これは外道のサンノジ。キーパー2尾で納竿となりました。「さすがに2尾では厳しいな」と思いながら帰港。

いざ検量へ。状況的には昨日よりもさらに厳しかったようで、2尾を釣った選手はおらず、私は2匹 1,150gで船中1位、総合第4位でセミファイナル進出となりました。非常に厳しい戦いでしたが、最後の最後まで諦めず、終盤で良い潮が味方してくれたことが結果につながりました!


セミファイナルは6月に尾鷲で開催です。全国大会出場を目指して、精一杯楽しみたいと思います!

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。