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磯・堤防 黒瀬 義人

☆寒グレラスト釣行の大型グレ☆

みなさん、こんにちは。三重県紀東の磯で腕を磨くTEAM凪の黒瀬義人です。
桜も咲き始め、残念ながら寒グレも終わりを迎えます。そんな中、寒グレ最後の大型グレを狙って3月27日に、三重県 南伊勢町の贄浦(にえうら)へ行ってきました。贄浦では、4日前にバリバスの大先輩、東篤夫さんが40センチオーバーの大型グレを釣り上げているので、まだまだデカバンが期待できそうです。

当日は、天気予報がイマイチで磯釣り師は少なく、いつもは人気でなかなか降りることができないケイカイと呼ばれる磯へ降ろしてもらいました。

さっそく仕掛けを準備します。ラインは、フロートタイプ2号とハリスはプレミアムハリス同じく2号でスタートします。磯際は足元から竿3本は入るほどの深さなので、タナ5ヒロで設定し釣りを開始します。磯際にマキエを打ち仕掛けを投入。サシエの様子を確認すると、いきなりサシエが取られています。いつもはカワハギやフグ系のエサ取りに悩まされていますが、どうもサシエの取られ方が怪しい気がします。何度か仕掛けを投入するも、サシエが取られるので、棚を変更し、4ヒロでするも状況は変わらず。紀東の磯は水深が深く、特にこの活性の低い時期は、深ダナで釣ることが多いので、タナを浅くするのはかなり勇気のいる行動で…。しかしサシエが取られる以上、勇気を出してさらなるタナへ変更します。3ヒロまで上げて仕掛けを投入。磯際から潮に乗せて流していくと、ウキがジワジワと沈み出しそこから加速して海中に消えました。浅タナでのアタリに半信半疑のままアワセを入れると、強い引きで根に向かって一気に走り出します。何度かの突っ込みにも耐えて浮かせてきた獲物は、なんと大本命、41センチの口太グレでした。

エサ取りの正体が本命のグレだったのと、この時期このポイントで浅いタナで釣れたことに驚きました。

開始早々の40センチオーバーに気分を良くして釣りを再開。先ほど釣れたタナでそのまま磯際を攻めていくと、しばらくして再びアタリがきます。釣り上げるとサイズダウンですが、31センチの口太グレです。グレが2枚釣れたことで、タナが浅いのが偶然ではなかったことが証明されました。
その後、同じ3ヒロのタナで今度は28センチの尾長グレを釣り上げます。尾長が釣れたことで、沖も狙いたくなるのが磯釣り師というもの。さっそく仕掛けを、遠投モードに変更し、仕掛けを徐々に沈めてラインでアタリを待ちます。マキエが効くまでしばらく仕掛けを打ち返していると、ラインが突然バチバチと走り出しました。アワセを入れてやり取りを開始。なかなかの重量感と引きの強さに気分は尾長グレだと勝手に思い込み(笑)ワクワクしながら寄せてくると、なんと海面には赤い魚体が浮いてきました。乗っ込みマダイにはまだ少し気がしますが、45センチの綺麗なマダイを釣り上げました。それからも、暇をしない程度にグレや、お土産に美味しいカワハギなどが釣れ、いよいよ納竿間近となってきた時に、突然ドラマが訪れます。

タナ5ヒロで磯際に張り付けていたウキが、いきなり海中に消し込みました。慌ててアワセを入れるも、強烈な引きで海底に向かって走る獲物に、バリバスのラインを信じて限界まで堪えなんとか最初の走りを止めることに成功。そこからは一進一退の攻防が続き、やっとの思いで海面に浮かせてきた魚体はそれは立派なグレでした。

無事にタモに収まったグレは、お腹がパンパンに張った48.5センチのデカバンの口太グレです。


寒グレシーズンラストに納得できる1枚を釣り上げ、感無量の納竿となりました。
寒グレシーズンは終わってしまいましたが、これからは春グレを狙って磯へ通います。


[当日のタックル]
道糸 :バリバス トリビュート磯 フロートタイプ 2号
ハリス:バリバス ハードトップ磯 プレミアムハリス 1.7号~2.5号
ハリ :ジークグレ のませ 3~5号
オモリ:バリバス スーパーエコオモリ 3~B

TEAM凪・黒瀬義人 
☆ブログ☆ヨッシーの磯釣りアルカディア
http://ameblo.jp/yossyarcadia/

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