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鮎 鷲見 夏生

まだまだこれからが楽しめる 長良川 郡上鮎

私の住む岐阜県は郡上八幡の夏は暑く、郡上を代表する郡上踊りは毎年お盆の13日~16日までは徹夜踊りとなる。山あいの小さな町 郡上八幡が1年で1番盛り上がるのがやはり8月ですが、もう一つ夏の郡上で盛り上がるのが、やっぱり郡上を代表する郡上鮎です。
長良川は郡上地内の鮎は多くの天然遡上鮎と4月~5月始めに放流した稚鮎が大きく育って、釣り味・食味ともに最高の郡上鮎となって多くの鮎師を魅了しています。
私も連日竿を出していますが、今週は台風15号の降雨により少し増水したため3日ぶりに竿を出してきました。
8月27日は午前中の3時間ほどだけでしたが、私が入ったのは弁天と呼ばれている郡上八幡環境センターの下の右岸。ここは、瀬・チャラ・トロ・淵と全てが楽しめるポイント。対岸には二人の釣り人がいますが、私の入川した人気ポイントの右岸側は珍しくこの日誰もいません。まだ若干水量が多いけれど釣りに支障をきたすほどではありませんので、上を通る長良川鉄道の鉄橋の下から釣り始めます。


 長良川鉄道 大稲鉄橋

先日、来た時は渇水で鏡状になってたトロ場が、この日は流れができて瀬のようになっています。足元にオトリを放し、竿をベタ竿にしてオトリが沖に出た瞬間に竿先がクククッと曲がり小型ながら綺麗な鮎が釣れました。オトリを替えて同じ様に送り出すと、またまたすぐにコツコツ、ビューンと竿先が曲がり同じサイズ。同じポイントで数匹釣り、鉄橋から上が気になりちょっとだけ様子見に行ったが、左岸側のトロが人気。


鉄橋から上流の広いトロ場

ここはまだ水量が多めで やっと3匹追加して再び鉄橋下に移動 この辺りを攻めて数匹追加 順に下に下りながら瀬を少しだけ攻めて
プチ入れ掛かりを楽しみました。 
 
 
美しい長良川の流れの中での 鮎釣りは最高

 
この日は40~70g(18~20cm前後)が中心だったが照り込んで水温が上がれば100g超えも釣れます

時計を見るとやがてお昼。午後用事があるので納竿としたが、郡上の鮎はまだまだ多く居るので9月に入ってからでも充分に楽しめます。また特別でかい鮎(郡上ではcmでなく重量です)が数は出ないが、長良川の支流吉田川では200g超えの大鮎も出ています。9月に入ると友釣り専用区も減って行きますが、美並地区などの大トロ・大淵・荒瀬などでは10月に入っても楽しめるポイントが多いのでぜひ狙ってみてください。なお、郡上では郡上漁協管内で釣られた鮎は、1匹からでも漁協の鮎出荷所(午後3時~7時まで 土曜火曜休み)で買取(お金は翌日の午後に換金)していますのでご利用ください。(台風など特別な気象状況がない場合9月一杯の予定です)
 
[問い合わせ]郡上漁協
Tel. 05756-65-2562
 
[使用タックル]
竿:レクシード ヴォルティス クアトロエディション 90
天上糸:エクセラ鮎 天上糸 エステル 0.6号 
水中糸:エクセラ鮎 ハイブリッドメマタマックス 0.08号
目印:みえる目印 ピンク・グリーン 4個
ツケ糸:エクセラ鮎 ツケ糸 フロロカーボン 0.3号
ハナカン:ナチュラルハナカン パープル 6号
ハナカン回り糸:エクセラ鮎 鼻カン回り糸 エステル 1号
ハナカン編付け糸:エクセラ鮎 ハナカン編付け糸 ハイブリッドPE 0.5号
逆ハリ:完成ウェーブサカサ Vフック3D 2号
ハリ:ASTEA タイプ2 4本イカリ
ハリハリス:エクセラ鮎 カットハリス フロロカーボン 1.2号

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。