管理釣り場ドットコムエリアトーナメントに参加してきました。
今回の会場は新潟県の五頭フィッシングパーク。
例年、爆釣大会となる会場で楽しみにしていました。

前日のプラでは、生憎の雨ながらも釣り場は朝から絶好調！ウィーパー0.6g、0.9g（ブラウンクリケット）の表層引きや、シャロークランク、トップウォーター等で良く釣れていました。

試合当日の天気は快晴。私は予選後半組を選択し、まずは前半組の審判となりました。
試合開始直後はほぼ全選手のロッドが一斉に曲がる状況。放流用の派手系カラーのスプーンに、5～6匹のニジマスがチェイスしてくる超高活性が25分間続きました。
魚のアベレージサイズが大き目なこともあり、マスターリミテッドSVGナイロン3.5lbを使用している選手が多く、強気のラインセレクトをした選手が、手返し良く数を重ねていました。

そして予選後半組がスタート。私はスパイクアロー62LにマスターリミテッドSVGナイロン3lbを組み合わせたタックルで、2.6gの放流系カラーのスプーンをキャスト。まだ高活性の魚が残っており、一投目からヒット。数匹釣った所で手前の魚の反応が悪くなってきたので、沖狙いにシフト。フルキャストから表層を引いてくると、スパイクアロー62Lのティップが勢いよく入る良いバイトが連発！光物のカラーへの反応が遠のいてきた所で、ルーニー2.8g（プレッシャーインパクトの裏を黒く塗装した物）にルアーチェンジ。沖目の表層をややスローに引くと再びバイトラッシュとなり、数匹の追加に成功。ここで第一ローテが終了しました。

前半組の第2ローテ後、後半組の第2ローテがスタート。この時間帯になると、流石にスプーンでガンガン押し通す釣りは難しくなってきたため、シャロークランクをキャスト。
ところが頻繁にバイトはあるものの、フッキング直後のバラシが多発。アジャストし切れないまま時間が経過していきます。結局第2ローテは2匹しかキャッチできず終了してしまいました。

第3ローテは先程よりもロッドティップを高く構え、表層から10㎝程度の所にクランクを通して行きます。時折リトリーブスピードに変化を付けてリアクション気味に誘っていくと、良いバイトが連発。第2ローテの様なバラシもなく、順調に数を重ねることに成功。遅れを取り戻し、何とか予選を通過することができました。
決勝は勝ち上がった16名で、25分×2ローテの総釣果での競技。
前半がスタートし、まずは予選と同じくクランキングで攻めていきます。数分で1匹目をキャッチし、その後も数投に1回はバイトが得られる状況でしたが、優勝を狙うには爆発力に欠けるパターンに感じました。

そこで勝負に出ることを決断。デイブレイク61ＨにマスターリミテッドプレミアムPE 0.175号をセットしたタックルに持ち替え、マイクロバイブレーションをキャスト。実は前日プラの終了間際に見つけていた強力なパターンがあり、それに賭けることにしました。
狙いは手前のブレイク沿いを群れで回遊する魚です。釣り方は着水音で一瞬集まった魚に対し、表層付近でルアーをリフト＆フォールし、リアクションで思わず口を使わせる方法。
ルアーを追いきれない魚に対しては、そのままルアーをボトムまで沈め、ボトムバンプさせて食わせる方法でフォローしていきました。操作性の良いロッドと、ルアーの動きを妨げない極細ＰＥラインがあってこそ成立するシビアな釣法ですが、この日はこれが大正解！立て続けに10匹をキャッチし、11匹の釣果で前半を折り返します。前半終了時点でのトップは13匹とのこと。
そして後半戦がスタート。先ほど掴んだパターンで攻めると一投目からヒット。途中何度も40㎝を超える良型がヒットしてきましたが、マスターリミテッドVSPフロロリーダーの耐摩耗性を信じ、落ち着いてランディングしていきます。終盤になると表層のリアクションが効かなくなってきたので、ボトムのサイトフィッシングでフォローしていき、最後まで釣り続けることに成功。
後半17匹と爆釣し、計28匹で競技が終了しました。

集計の結果2位の選手に7匹の大差を付け、優勝！！
ここ最近2位、3位と悔しい結果が続いていただけに、会心の勝利となりました。

年間タイトル争いも熾烈な状況ですが、今回の優勝を足掛かりに、5連覇目指して頑張ります。

［タックル1］
スパイクアロー62L
マスターリミテッド SVGナイロン 3lb.
14ステラ C2000S ＋ ZPIファンネル 47.5mm
スプーン 2.6g、ルーニー 2.8g、シャロークランク

［タックル2］
デイブレイク61Ｈ
マスターリミテッド プレミアムPE イエロー 0.175号＋ VSPフロロリーダー 4lb.（200cm）
14ステラ C2000HGS ＋ ZPIファンネル 50mm
マイクロバイブレーション