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トラウト 伊藤 雄大

【エリア】トラウトアイランドカップ ㏌ ジョイバレー
エリアドライブTSで優勝!!

千葉県成田市にあるジョイバレーで、トラウトアイランドカップが開催され参加してきました。普段は魚影の濃さと、やや濁り気味の水質によって、パターンを掴めば連続ヒットを味わえるゲーム性の高い釣り場として有名です。しかし、ここ最近はやや難しい状況との噂もちらほら・・・。間近に開催予定のトラウトキング選手権大会エキスパート部門に参加する選手達が連日プラに入っているプレッシャーの影響か、トラウト達の活性は下がり気味であることが試合前に予想できました。

予選は1対1の試合を6回行い、勝ち点の合計上位18名が準決勝に進む方式。
一試合目、まずは前日放流された魚を狙い、放流の定番ともいえるマスターリミテッドSVGナイロン3lbにルーニー2.2g、ノアB2.6gといった重めのスプーンで手返し良く探っていきます。しかし、魚の活性に対してルアーの泳ぐスピードが速過ぎたようで、なかなかヒットに結び付けることができません。結局大差を付けられ、初戦を落としてしまいました。

二試合目は先程の反省を踏まえ、スローダウンした釣りを試すことにしました。
タックルはエリアドライブトーナメントスペックARD-62T-DTSにマスターリミテッドスーパーエステル1.4lbの組み合わせ。このタックルは通常、試合終盤のもつれた展開で出すことの多いフィネスフィッシングの要ですが、想像を超えたタフコンディションに対応するべく、序盤から投入することにしました。ルアーは軽めのティアロ1.3gをチョイス。
中層をスローにリトリーブし、微かなバイトを拾って行きます。このタックル変更が功を奏し、二試合目を勝つことができました。

ここまでで魚のスピード感が大分掴めてきました。この後の4試合は放流が入ったローテはティアロ、ノア等のスローリトリーブで着実に放流魚を釣り、放流が無いローテはモカDR-SS、パニクラMR等のクランキングで攻めていくパターンで、結果4勝2敗で予選を通過できました。

準決勝は3名で対戦し、1名のみ勝ち上がりの方式。
放流が入っていたので、予選と同様にスプーンから入り、活性に合わせてクランクを投入。
しっかりと釣りを組み立てて勝つことができました。

決勝は6名での競技。ここでも放流が入った為、各選手スプーンでまずは放流魚
を狙う展開。もちろん私もスプーンで入りましたが、貴重な数バイトを物にできず周りの選手に差を付けられてしまいました。中盤、スプーンのウエイトを落とし、スローリトリーブで2本拾った所で、勝負に出ることにしました。クランクを早めに投入し、魚の活性が少しでも残っているうちに獲れる魚を獲っておく作戦に変更しました。
この作戦がピタリ的中。ARD-62T-DTSの繊細なティップが引き込まれるようなバイトが出始め、一気に4本の追加に成功しました。
終盤更にもう一匹ヒットしましたが、残念ながらネット際でフックアウト・・・。
ここで試合終了となりました。
集計の結果5匹の選手が二名居ましたが、何とか一本差で逃げ切り、優勝することができました。


タフコンディション下でのARD-62T-DTSとスーパーエステル1.4lbのコンビネーションはまさに鉄板!今回もタックルの性能に助けられた試合になりました。

次戦も頑張ります。

[タックルデータ]
エリアドライブトーナメントスペック ARD-62T-DTS
マスターリミテッドスーパーエステル 1.4lb. + VSPフロロリーダー 3lb.(30cm)
12イグジスト1003 + ZPIファンネル 47.5mm
ノア1.8G ティアロ1.3G モカ2フックDR-SS パニクラMR

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。