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トラウト 伊藤 雄大

【エリア】サンクチュアリチャンピオンシップトーナメント優勝!
新境地エステルクランキングとは?

三重県の超人気エリア、サンクチュアリで行われたチャンピオンシップトーナメントに参加してきました。西のエキスパートが揃い、豪華なメンバーでの試合となりました。

氷点下の冷え込みの中、予選がスタート。私は後半組を選択したため、まずは前半組の試合を観察することになりました。前日の営業終了後に放流が入ったとのことで、魚影は濃い状態でしたが、冷え込みの影響で魚が活発に動き回れないようで、スローリトリーブで丁寧にスプーンを巻く選手が数を伸ばす展開となりました。この予選から大活躍したのが、鱒玄人ルーニー2.2g。マスターリミテッドSVGナイロン3lbと組み合わせたタックルで、手返し良く釣り続け、結局、カラーローテすることもなく、最終ローテでも2ケタ超えの釣果に恵まれ、予選をトップで通過することができました。

決勝はポンドを半分にA・Bエリアに分け、各エリア20分の総釣果での競技。この頃になると日差しも暖かく、ボトムべったりだった魚がやや浮き気味になってくるのを感じ取ることができました。そこで予選で好調だったルーニー2.2gを投入し、一旦ボトムまでルアーを沈めてから予選中より少しだけ速めのスピードで巻き上げてくるとヒットが連発! 13匹をキャッチし、前半を折り返します。後半はさすがにプレッシャーの影響でルアーへの反応はいま一つ。ここまでスプーンを使用する選手が多かったため、私は思い切ってここでクランクにチェンジ、釣り残しの魚を狙う作戦に出ました。表層の魚を数匹キャッチしたところで、ディープ狙いにシフト。スーパーエステル1.4lbにVSPフロロリーダー3lbをセッティングしたタックルで、小型のディープクランクを繊細にコントロールし、追加キャッチに成功。ここで試合終了となりました。エステルライン、しかも細号柄でのクランキングは以前はラインブレイクのリスクから難しいとされてきましたが、ショックリーダーを付け、エステルラインに適応したロッドを選び、的確にドラグを調整してあげれば滅多にラインブレイクすることはありません。トーナメントでも必須のメソッドとして浸透しつつあります。皆様も是非試してみてください。

集計の結果、2位の選手に5本の大差をつけて優勝することができました!!
2015年も良い成績を残せるように、また頑張ります。

[タックルデータ1]
スパイクアロー62L
マスターリミテッドSVGナイロン3lb
ルーニー2.2g グラスホッパーロデオチューン
[タックルデータ2]
アンビシャス61UL
マスターリミテッドスーパーエステル1.4lb + VSPフロロリーダー3lb(30cm)
モカ2フックDR-SS

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。