menu
トラウト 伊藤雄大

【エリア】エリアトーナメント 大逆転で今期4勝目をマーク!

管理釣り場ドットコム エリアトーナメントに参加してきました。

今回の会場は神奈川県の足柄キャスティングエリア。
ローカルトーナメントも開催されており、私もプライベートで時折訪れるエリアです。
前日はプラを行いましたが、なかなかパターンを掴めません。
普段は軽量スプーン、クランク、ボトム等で攻めていけば一日で100本釣るのも
そう難しくないエリアだけにかなり戸惑いました。
管理人さんに状況を伺うと、ポンドに水を引いている川の上流で
工事が行われていたらしく、その影響で入った白ニゴリがパターンを
変化させている?という事でした。
プラの結果、ボトムパターンはほぼ無く、表層中心にいかに組み立てていくのかが
キーになるだろうという予想を立て、試合に臨みました。

予選は1vs1の対戦を4回行い、勝ち点の合計を競う方式。

1試合目、前日放流の魚を狙いSVGナイロン3lbのタックルでキャスト。
一投目からヒット!・・・しかし後が続きません。
カラーローテを繰り返したものの、ヒットパターンが見つけられず、
いきなり負けてしまいました(汗)

2試合目、今回の大会形式の場合、二敗すると予選落ち確定の為、
いきなり崖っぷちです。放流魚を見切り、地の魚狙いにシフトしていくことに
しました。アンビシャス61Lに0.4gの超軽量スプーンをセットし、手前の魚に
繊細にアプローチをして一本ずつ丁寧に絡めとっていきました。
この釣りをする際、普段はエリア用エステルライン1.4lb(プロト)を組む事が多いのですが、
今回は大型魚が多い事と、ラインの浮力を利用して水面付近で
超デッドスローにスプーンをコントロールする為に、
あえてSVGナイロン3lbのセッティングで釣っていきました。
手前の魚を釣りきってからは沖の魚をデイブレイク61に
プレミアムPE0.2号+リーダーアブソルート3lbのセッティングで
トップウォーターに細かいアクションを付けてバイトを誘い、追加に成功。
大差で勝利出来ました。

3試合目、4試合目も掴んだリズムのまま攻め続け連勝。
3勝1敗で決勝トーナメントに駒を進めました。

決勝トーナメントは4名で対戦し、上位2名が勝ち上がる方式です。
準々決勝
手前にインレットからの流れがある釣り座だった為、その流れの筋を
マイクロスプーンで攻めていき、勝ち抜けに成功。

準決勝
今度は対岸にインレットの有る釣り座。
スパイクアロー62LにSVGナイロン3lbでシャロークランクを対岸ギリギリにキャスト、
流れに乗せてドリフトさせていき、バイトの瞬間にラインの適度な伸びを活かしてフッキングして
連続キャッチに成功。決勝に進む事が出来ました。

決勝
勝ち残った6名による10分×3ローテでの競技。
ポンド中央の流れの影響を受けにくい釣り座で行われました。
私はマイクロスプーンで徹底的にやりきる作戦にしました。
しかし、ここまでのプレッシャーで魚のバイトは弱く、自分自身のプレッシャーも相まって、
ここまでほとんど無かったバラし等のミスが多発。
周りの選手にリードされる展開となってしまいました。
一旦深呼吸し、「苦しいのはどの選手も一緒」と、自分に言い聞かせ、
懸命に追い上げていきました。
最後の10分の開始前に、釣果を確認した所、トップの選手との差は1本。
全てを賭けた10分が始まりました。
開始直後、キャッチに成功し、遂に追いついた!と思ったのも束の間、
すぐに相手もキャッチ。
残り4分の時点で再び追いつきましたが、1分後にまたも突き放され、
そのまま時間が経過していきます。そして残り1分を切った頃、
ドラマが待っていました。ショートバイトをフッキングし
三度追いつく事に成功。そして残り約10秒で最後のワンキャスト。
カウントダウンが進む中、なんとヒット!慎重に、慎重に魚を寄せ、
ネットインした瞬間に試合が終了。
大逆転で優勝する事が出来ました!!!

これで今期4勝目をマーク。
前人未踏の年間5勝と、シリーズ三連覇を目指して残りの試合も
全力で頑張りたいと思います。

[使用タックル]
スパイクアロー62L
マスターリミテッドSVGナイロン3lb
放流 クランク

アンビシャス61L
マスターリミテッドSVGナイロン3lb
マイクロスプーン

デイブレイク61
マスターリミテッドプレミアムPE0.2号+リーダーアブソルート3lb
トップウォータープラグ

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。