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トラウト 伊藤雄大

【エリア】管理釣り場.comエリアトーナメント2013開幕戦で優勝!

管理釣り場.comエリアトーナメントの今年度シーズン初戦が
東山湖FAで行なわれ、参加して来ました。
参加人数の多くなる東山湖戦は獲得出来るポイントも大きくなり
年間ランキングを争う上でも重要になって来ます。
地元の良く通う釣り場という事もあり、何とか勝ちたいと気合を入れて臨みました。
プラの結果、釣り場のコンディションは相当な量の魚が放流されており、
パターンをつかめば、かなりの好釣果が期待出来る事と
年間でも一番冷え込みがきつい時期のため朝一は魚の動きはスローで
日が昇るにつれ活発にルアーを追う様になると言う事が把握出来ました。

私が選んだ作戦は、ディープクランクを巻き倒す事!
ルアーを頻繁にチェンジして行くのではなく、引き方を工夫して
魚の活性に合せて釣って行くと言うものでした。

使用したタックルは、スパイクアロー60にマスターリミテッドSVGナイロン3lb。
遠投性と強度のバランスが良く、バラシが少なくスピーディに魚を寄せる事が出来る このセッティングは、私の得意とするクランキングには絶対欠かす事の出来ないものです。

大会形式は40分×4ローテでポンド全体を回り総釣果を競います。

第一ローテ。連日の冷え込みの影響で朝一はやはりスローな展開。
ボトム付近まで一気にクランクを潜らせ、そのままスローリトリーブ。
3本拾った所で次のローテの入場順番待ちに並ぶ事にしました。

第二ローテ。わずかに陽が差し始めるこの時間帯、魚も徐々に動き出し、
先程と同じくディープレンジのスローリトリーブで7本キャッチ。
この時点で全体の中段からやや上辺りに順位を着けていた様です。

第三ローテ。この頃になると完全に太陽が昇り、気温も一気に上昇。
プラの読みでは、ここからいかに釣果を伸ばせるかが勝負のキーポイントになります。 スタートすると狙い通り一投目からヒット!
その後も徐々にレンジの上がってくる魚に対し、
ロッドティップの位置を高く構える事によってルアーを変えずに
トレースコースを変えて行き、計12匹をキャッチする事が出来ました。

第四ローテ。ここでも中層よりやや下までクランクを潜らせ、
その後スプーンの表層引きをする時の様にロッドを高いポジションに構え
徐々に巻き上げて来る様なイメージで巻き、数を重ねて行きました。
この引き方は通常の棒引きよりもリップに対して垂直に近い角度から
水の抵抗を与えられる為、クランクをよりワイドにアクションさせる事が出来るのです。
ただし、ロッドポジションを高く構えるが故、ラインスラッグが発生し易く
ワンテンポフッキングが遅れ易いのですが、SVGナイロンは適度な伸びで
力を効率良くフックポイントに伝える事が出来るので
ギリギリの所でフッキングさせて行く事が可能になります。
11匹をキャッチし、競技が終了。

集計が終わり、結果は合計33本で優勝!!
シリーズ三連覇に向け、最高のスタートを切る事が出来ました。
一試合一試合、大切に戦って行きたいと思います。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。